アイコン トランプのご祝儀相場▲27.40ドル安 大型減税表明するも・23日NYダウ

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23日のNYダウ:前日比(19日)▲27.40ドル安の19,799.85ドル
NYの対ドル円:▲1.57円高の113.01円
WTI先物原油価格:▲0.40ドル安の52.82ドル
SGX日経平均先物価格は▲5円安となっている。
23日の東証日経平均:▲246.88円安の18,891.03円

20日に大統領に就任したトランプ、週明けの23日のNYダウ平均は、これまでのトランプ効果高とその反動、そして就任演説のえげつなさから、暗黒のご祝儀相場となった。就任前は5日連続安も演じていたが、演説で何のとりえもなく、トランプ政策の不安感が先行し、マイナススタートとなったようだ。

株式市場は、企業の業績により動くが、為替は世界中の通過が基軸通貨のドルに対してグルグル取り囲んでおり、米大統領といえども簡単に思い通りにはならない。
トランプが就任する前から、株式市場は史上最高値を更新し続け、不動産価格も最高水準にある。賃金も上昇している。FRBは金利を上昇へ舵を切っている。

そこにトランプは、大型減税、大型公共投資を打ち上げて、海外工場移転で空洞化した国内企業の工場を回帰させよと脅迫、外国企業のトヨタなどにも脅しをかけている。

米消費は過去最高の自動車販売台数に見られるように活況であり、失業率も低下して賃金も上昇しているさなか、大型減税を企業にも勤労者にも行うとしている。おまけに300万人の不法移民者を国外退去させると豪語している。
景気押し上げ効果、賃金上昇圧力、消費拡大、物価高により、バブルが生じることになる。当然、FRBはそれを押さえ込むため、金利を上げることになるが、海外のドルがさらにアメリカに吸い寄せされドル高が加速することになる。

我侭気侭なトランプであるが、23日の朝食会では大企業の経営者を呼び開催、大型減税を表明している(この中でまた日本を槍玉に挙げている)。
しかし、すでに表明していたもの、株式市場は何の反応も示さず、プラス圏で始まった株価もズルズル値を消し、マイナスとなって終わった。

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[ 2017年1月24日 ]

 

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