1月の鉱工業生産6ヶ月ぶり▲0.8%低下 基調は持ち直しの動き変わらず
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経産省が発表した平成29年1月の鉱工業生産は、前月比日▲0.8%低下、6ヶ月ぶりに前月比低下した。
ただ、前年同月比は、引き続きプラスを維持しており、平成28年平均をかなり上回っている。
指数値99.8も、ここ数年の中では、比較的高い値で、鉱工業生産水準自体は、それ程低下したということではない。
生産計画を集計した結果では、2月に一旦回復するものの、3月に大きく低下する。
<出荷指数>
1月の鉱工業出荷は、指数値98.5、前月比▲0.4%低下した。これで、鉱工業出荷は2ヶ月連続前月比低下となった。
生産同様に、前年同月比プラスが維持されており、平成28年平均と比べても高い水準が維持されている。
<生産計画>
2月初頭における今年2月、3月の生産計画だが、2月については、前月比3.5%上昇を見込むという予想になっている。
<電子デバイス好調>
1月の鉱工業生産では、電子部品・デバイス工業の生産は、やはりスマホ等の情報デバイス向けの電子部品が昨年生産水準を超えて堅調に推移していたが、普通乗用車等の予定通りの減産と、化学工業の化粧品やはん用・生産用・業務用機械工業のコンベヤ等の昨年12月好調分の剥落によって低下となった。
GALAXY8が3月末に発表されることから、生産が積み上がっているものと見られる。
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[ 2017年2月28日 ]
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