反対票を入れたくなかったら、入れなければよいものを、２人とも金の玉がないようだ。

元々、高島市長が、福岡市の特区指定で安倍総理と麻生閣下にべったりになり、麻生閣下のお願い事なら何でも聞いちゃう人になってしまったことに問題が起因している。実際、お願いされ、公務での渡航予定をキャンセルして選挙支援したことから、両者間にグチャグチャが始まった。

高島市長は、自分に代わる者なしとして、保守・自民市議の長老たちの金の玉を握り、元老の麻生閣下も味方に付け、強気一辺倒、自民党市議団に歩み寄りするポーズさえまったく見せない。
自民党市議団も市長に歩み寄れば、否決はいったい何だったのかということになる。博多っ子純情の山笠の気質も失するものとなる。

若手の自民党市議たちは、これまでの元老・長老たちによる保守支配政治から逸脱する保守若返りのチャンスなのだが・・・。
高島市長は「福岡空港未来基金」（株売却資金６４億円を票稼ぎ案件に注ぎ込むもの）について、「民心は我にあり」と豪語し、一円たりとも福岡県や地元勢参画の新福岡空港運営会社に絶対出資しない方針を明確にしている。
高島市長は文在寅のようにろうそくデモでも市民にさせるつもりだろうか。

＜２人離会派前の福岡市議会勢力＞
２３日の投票時に１人自民市議団から離会派している。以下はその後の市議数。