2月の百貨店▲1.7%減、スーパー▲3.3%減 消費不況の解消道遠く
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<百貨店>
日本百貨店協会によると、全国のデパート234店の2月の売上高は、4336億円余りだった。このうち、1年前にも営業していた店どうしを比べた売上高は、前年同月を1.7%下回り、12ヶ月連続の減少となった。
これは、閏年だった昨年より営業日が1日少なかったことに加え、春物を中心とした主力の衣料品の販売が引き続き落ち込んでいることが主な原因。
2月は、月末の金曜日に早めの退社を促す「プレミアムフライデー」が初めて行われたが、東京や大阪など大都市では売り上げを伸ばした店舗があったものの、地方では効果がほとんど見られなかったという。
日本百貨店協会は、大都市で好調だったプレミアムフライデーが全国で定着するようさまざまな取り組みを続けていきたいとしている。
<スーパー>
日本チェーンストア協会によると、全国の主なスーパーの先月の売上高も、昨年が閏年だったことや不漁で一部の水産物が値上がりするなど食料品の販売が振るわなかったことから、前年同月を▲3.3%下回り、3ヶ月連続の減少となった。
以上、
官主導の「プレミアムフライデー」、今月は年度末の3月31日、いっそのこと祭日か半ドン義務化にでもしない限り、ムリムリムリ。国民の消費不況の原因も総括せず、大手企業ばかりにしか目が向かない政府でもある。
2月の地区別百貨店売上高
|
||
地区別
|
百万円
|
前年比
|
全 国
|
433,666
|
-1.7
|
1 0都市
|
296,521
|
-1.5
|
札幌
|
11,887
|
1.8
|
仙台
|
5,711
|
-5.3
|
東京
|
116,814
|
-3.1
|
横浜
|
24,807
|
-2.5
|
名古屋
|
27,545
|
0.5
|
京都
|
17,512
|
-1.3
|
大阪
|
57,694
|
2.7
|
神戸
|
11,030
|
-4.8
|
広島
|
8,923
|
-4.6
|
福岡
|
14,591
|
-3.4
|
1 0都市以外の地区
|
137,144
|
-1.9
|
北海道
|
1,432
|
-0.2
|
東北
|
7,045
|
-5.1
|
関東
|
61,919
|
-1.0
|
中部
|
10,605
|
-5.2
|
近畿
|
19,321
|
2.4
|
中国
|
9,721
|
-3.6
|
四国
|
6,796
|
-6.8
|
九州
|
20,301
|
-3.5
|
・全国百貨店協会
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[ 2017年3月23日 ]
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