アイコン ブリヂストン 仏でタイヤ小売900店舗構築

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ブリヂストンは18日、欧州子会社ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィー エスエー(以下、BSEMEA)が、仏大手タイヤ小売チェーンGroupe Ayme(Ayme社)の買収を完了したと発表した。

同社グループは本年1月17日、Ayme社の株式を100%取得し完全子会社化するための最終的なプロセスを開始したと発表していたが、5月17日に競争当局の認可取得等すべての手続きが完了したことで、同社はBSEMEAの完全子会社となった。

今回の買収により、BSEMEAのタイヤ小売店網は、First StopとSpeedyにAyme社の運営する小売チェーンCote Route約100店が加わり仏国内で900ヶ所超となる。

トラック・バス用タイヤなどの生産財の小売りに強みを持つAyme社を傘下とすることで、当社グループのソリューション事業の更なる強化を図る。欧州事業では、小売網の強化を基本戦略の一つとして掲げており、今回の買収はその成長戦略に沿った活動。

タイヤ業界では、横浜が技術提携している韓国の錦湖タイヤが、錦湖アシアナグループ経営破たんで身売りとなり、中国企業が買収の優先交渉権を得ている。ただ、錦湖タイヤの1/5の資産しかない会社、国策で中国企業は買収しているものと見られる。(錦湖アシアナグループの石油化学とアシアナ航空は破綻時に、会社分割して別個に生き残っている)

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[ 2017年5月19日 ]

 

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