アイコン 週刊文春 加計学園設置 告知案決定前に決定を通知か

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週刊文春は、問題児の山本地方創生担当大臣が、国家戦略特区での獣医学部の新設をめぐり、日本獣医師会に対して設置場所などが決まる前の段階で、愛媛県今治市に新設する方針を伝えていたなどと報じた。
これについて、山本大臣事務所は19日夜、事実関係を否定するコメントを発表した。

国家戦略特区での獣医学部の新設をめぐって、政府は昨年11月18日から平成30年度に開設することなどを条件とする告示案を公表し、国民から広く意見を募るパブリックコメントを実施していた。

これに関連し、週刊文春は電子版で、特区を担当する山本地方創生担当大臣が、その前日の17日に日本獣医師会の本部で藏内会長(自民党福岡県連会長)らと面会し、設置場所などが決まっていない段階にも関わらず、愛媛県今治市に学校法人「加計学園」の獣医学部を新設する方針を伝えていたなどと報じた。

これについて、山本大臣の事務所は19日夜、「獣医学部を新設する方針が決まった経緯について説明したが、四国に決めたとは言っていない。京都もあり得るという話をした。今治市の財政状況も要請により調べたところの概略説明をしたが、加計学園という特定は一切していない」と事実関係を否定するコメントを発表した。

山本大臣は、先に国会審議で日本獣医師会が獣医学部の新設に強く反対していたことから、11月17日に日本獣医師会の本部を訪れ、藏内会長ら幹部に理解を求めたことを明らかにしていた。
以上、

山本大臣殿も昨年11月17日の会談内容を詳細によく覚えているものだ。「記憶にありません」が、国会議員の専売特許で「慣用語」でもあるのだが・・・。

先の衆議院補欠選挙では、鳩山邦夫議員の弔い合戦で邦夫氏の次男の二郎氏が立候補、その対抗馬に、藏内自民党福岡県連会長の子息(山口選挙区の林芳正議員の秘書)が県連の党公認の推薦を取り付けて立候補、麻生財務大臣が選対本部長(古賀誠もと自民幹事長も支援)を務めたものの、二階派などの反対にあい、自民党公認も取れず敗戦、二階氏が鳩山邦夫議員に付いたことが大きく影響したとされる(鳩山二郎氏は二階派に所属している)。

山本大臣は、福岡県の二階派の重鎮、武田良太衆議の対抗馬として長い間戦った人物、最近は初めて大臣になったこともあり、調子に乗り余計な失言が目立つが、藏内会長にしても、いろいろ先の先のことまで考えていることだろう。

2011年4月の福岡県知事選では、蔵内氏が立候補表明、自民党福岡県連(当事、武田会長)から党本部への公認申請の内定を受けていたが、九電が麻生元首相と結託し、小川候補支援(現知事)に動き、蔵内氏は、武田会長から党公認推薦の内定も取り消され、立候補辞退に追い込まれた経緯もある。
自らと子息、2度わたる内定取り消し。

加計学園問題で、現在、福岡県議で、日本獣医師会会長かつ自民党福岡県連会長でもある蔵内氏は、どう動くのであろうか。

 

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[ 2017年7月20日 ]

 

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