アイコン 朝鮮戦争勃発 韓国・核使用せずとも毎日2万人死亡と

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米国防総省は、朝鮮半島で戦争が勃発すれば、北朝鮮が核兵器を使用しない状況下でも毎日2万人の韓国人が命を失うことになると想定しているという。

25日付の米紙ロサンゼルス・タイムズによると、朝鮮半島に4年間駐在した退役空軍准将のロブ・ギブンズ氏は、「ペンタゴン(=国防省)は、朝鮮半島で戦争が勃発すれば、毎日2万人の死者を出す可能性があると推定している」とした上で、「これは北朝鮮が核兵器を使わずに戦争を行った状況下での予測数値だ」と述べている。

同紙によると、北大西洋条約機構(NATO)軍の元最高司令官で海軍出身のジェームズ・スタブリディス氏は、朝鮮半島での戦争について、核兵器を使用しない従来型の戦争の可能性が50%、核戦争の可能性が10%とみているという。
スタブリディス氏は、戦争は北朝鮮がグアムまたはその近くに向けてミサイルを発射することから始まり、米国はその後、空母を朝鮮半島に派遣し、トマホーク巡航ミサイルを使用して北朝鮮海岸部のミサイル発射施設を空襲する。
それに応じて北朝鮮は、韓国に駐屯している3万5千人の米軍に向かって砲撃することが想定されるとしている。
以上、
スタブリディス氏は、結果、戦争に至るケースが60%、このまま推移するケースが40%判断しているようだ。

韓国駐留米軍 28,500人(米韓での決定事項)、内訳は陸軍20,000人、空軍8,000人、海軍300人、海兵隊100人、特殊作戦軍100人。
韓国在住米国人約20万人。

<韓国での主要米軍基地>
ハンフリーズ基地(京畿道平沢市 )
烏山空軍基地(京畿道平沢市)
群山空軍基地(全羅北道群山市)

烏山空軍基地(平沢市、米空軍と韓国軍使用)と北朝鮮・平壌との距離は約250キロ
烏山空軍基地と北朝鮮・開城との距離は約120キロ
ソウル市全域と38度の休戦ラインは約60キロ
韓国の人口は約5100万人、うちソウル都市圏は約2500万人、ソウル市約1000万人

<北朝鮮の火砲>
北朝鮮は38度線の休戦ラインの北側に、5千門から1万門の火砲配備。
うち長距離砲は千門以上。
「122ミリロケット砲」発射管30と40個、射程は約40キロ
「コクサン 170ミリ砲」、「MLRS 240ミリ多連装砲」 射程は約60キロ
超長距離砲「KN-09 300ミリロケット砲」、射程は約200キロ
このほか、短距離ミサイルを主にミサイルが数千基全土に配備されている。

米韓にとって、これらの火砲とミサイルをいかに短時間で破壊し尽くすかが課題となるが、自走式も多く、自走式の場所の特定は非常に困難と見られる。
(撃ち込まれた砲弾軌道を逆算し、発射位置を精密に特定して、誘導ロケット=ミサイルで破壊するが、北朝鮮の砲弾が低空で飛来する場合は特定困難)

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[ 2017年9月29日 ]

 

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