アイコン 4人乗りUH60J救難ヘリ 浜松沖に墜落 搭乗員不明

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航空自衛隊浜松基地所属のUH60J救難ヘリコプターが17日午後6時ごろ、浜松市から約30キロ南の沖合でレーダーから消えた。航空自衛官4人が乗っていた。

海上の現場からは、「航空自衛隊」と記されたドア部分が見つかった。救助活動に使うストレッチャーや燃料タンクなどもあったという。

機長の花房明寛3等空佐(42)のほか、副操縦士や救難員、機上整備員が搭乗していた。空自ヘリなどが乗員の捜索に当たっているほか、海保の巡視船なども救助に向かった。

事故機は同日午後5時50分ごろ、浜松基地を出発。暗視装置を使って海上の要救助者を捜す「夜間洋上捜索訓練」を行っていたところ、約10分後に消息を絶った。交信記録では機内で切迫したやりとりなどは確認されていないという。

航空救難団は、災害派遣で活動するほか、自衛隊の航空機で事故が発生した場合には、乗員の捜索に当たる。

自衛隊の航空機をめぐっては、今年に入り事故が続発している。

5月15日には、陸自の連絡偵察機LR2が、北海道の山中で墜落し、乗員4人全員が死亡。

8月26日には、海自の哨戒ヘリが青森県の竜飛崎沖に墜落し、乗員4人のうち、3人は行方不明のままとなっている。

防衛省は、いずれの事故も機体に不備はなく、人為的なミスが原因だったとしている。

以上、

人命救助の次はブラックボックスの回収が先決、そして情報開示が必要だ。日本の新聞社は、簡単な発表を鵜呑みして茶を濁している。

夜間訓練は当然必要だが、1機での活動は、事故の場合、発見から救助に時間がかかり、2機以上での訓練が必要ではないだろうか。

UH-60Jは、米シコルスキー・エアクラフト社が開発したUH-60 ブラックホークを、日本が救難目的に独自改良した救難ヘリコプター。

三菱重工がライセンス生産を行っている。隊員からはロクマルという通称で呼ばれている。

 

諸元・スペック
乗員
 5名
全長
19.76m
全幅
5.43m
全高
5.13m
ローター直径
16.36m
運用時重量
9,900kg
最大離陸重量
 11,100kg
動力
 GE/IHI T700-IHI-401C ターボシャフト、 (1,662shp(連続)、1,800shp(離昇))×2
性能ほか
最大速度:
 約265km/h=M0.22 (143kt)
巡航速度:
235km/h=M0.19 (127kt)
フェリー飛行時航続距離:
 2,200km[4]
航続距離:
 約1,295km
実用上昇限度:
4,000m (13,500ft)
武装
ドアに12.7mm重機関銃M2、両側面の窓に5.56mm機関銃MINIMIを装備可能
固定武装:
なし
メーカー
米シコルスキー・エアクラフト社
ライセンス生産
三菱重工業
調達開始
1988年

 

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[ 2017年10月18日 ]

 

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