アイコン スパコン「PEZYComputing」詐欺事件 助成金総額35億円、融資52億円

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世界トップクラスの性能のスーパーコンピューターを開発した東京のベンチャー企業「PEZYComputing」の社長、齊藤元章容疑者(49)と元事業開発部長の鈴木大介容疑者(47)が、経済産業省が所管するNEDO=新エネルギー・産業技術総合開発機構から助成金4億3000万円余りをだまし取った疑いで、東京地検特捜部に逮捕された事件。

NEDOの助成金制度は、実際にかかった事業費の3分の2を上限に助成金が支払われる仕組みになっているが、関係者によると、齊藤社長は、自らが役員を務める高性能メモリーの開発会社など、複数の外注先に業務を委託したように装い、事業費を水増ししていた疑いがもたれている。

関係者によると、齊藤社長は容疑を大筋で認めたうえで「助成金は、NEDOへの申請とは別の開発事業の資金に充てた」となど供述しているという。

「PEZYComputing」が受け取った技術開発の助成金の総額は8年間で35億円余りに上り、東京地検特捜部は、ほかにも不正な受給がないか調べている。

<文部科学省 約52億円融資>

林文部科学大臣は12日、「PEZYComputing」社の社長らが、独立行政法人から助成金をだまし取ったとして逮捕された事件に関連して、この会社の関連会社に対し、文部科学省が、所管するJST=科学技術振興機構を通じて、これまでに約52億円を融資したことを明らかにした。(残高かどうかは不明)

以上、

助成金の詐取は最悪だが、問題はそうした助成金を1円たりとて私的に流用したかどうかだろう。流用した資金で新たなびっくり箱を開発していたら、それはそれで評価すべきだろう。

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[ 2017年12月12日 ]

 

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