アイコン 千島海溝でM8.8の可能性

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政府の地震調査委員会は19日、北海道の沖合の「千島海溝」で今後、「マグニチュード8.8程度以上」の巨大地震が起きるおそれがあるとする新たな評価を公表した。
 
千島海溝は、北からの北アメリカプレートに対して、太平洋プレートが沈み込む形で形成されている(最深部7000メートル以上)。

こうした地震は、過去に350年前後の間隔で発生し、前回からすでに400年程度経過していることから、次の巨大地震が切迫している可能性が高いとしている。

「千島海溝」では、1600年代前半、津波堆積物の分析から、千島海溝南部(十勝沖から根室沖まで)を震源とするM8.6クラスの地震が発生したと推定されている。
明治以降も、明治27年のM7.9地震、大正13年のM7.6の地震、昭和48年6月のM7.9の「根室半島沖地震」、平成5年1月のM8.2の「釧路沖地震」、平成15年9月のM7.1の「十勝沖地震」など繰り返し大きな地震が発生している。

平成5年1月の地震では、釧路沖の深さ約100kmで、北アメリカプレートに太平洋プレートが沈み込み、ほぼ水平に割れる(断層運動する)ことにより発生したことがわかっている。

政府の地震調査委員会は、最新の研究結果などをもとに、「千島海溝」で今後発生すると想定される地震の規模や確率を新たにまとめ公表した。
以上、

これまでは、
地震規模:M7.5程度、
地震発生確率:30年以内70%、
平均活動間隔:27.3年
としていた。

地震学会の学者やこうした委員会は、周期説を最重要視しているが、参考にはなるものの、巨大地震が発生した後は、いつどこで巨大地震の影響が出るかわからない。最たるものが今も余震が続く熊本大地震だろう。

千島海溝の地震と十勝沖の地震が連動すれば、大地震になると以前から言われている。

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[ 2017年12月19日 ]

 

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