アイコン 追報:シェアハウスの(株)スマートデイズ(東京)/破産開始決定 債権者名簿

 

 

シェアハウス「かぼちゃの馬車」開発運営の(株)スマートデイズ(東京都中央区銀座1-7-10、代表:赤間健太)は5月15日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、清水祐介弁護士(電話03-5524-5554)が選任されている。

負債額は約60億円。

同社は4月9日民事再生申請、4月18日東京地裁が民事再生申請を棄却、破産手続きに移行していた。
同社のビジネスモデルは、シェアハウスを開発し、投資家に棟ごとや部屋割りで売却、その際、オーナーに対して貸し付けを担当したのが、危なっかしい融資で以前から有名なスルガ銀行であった。同社はオーナーからシェアハウス運営のサブリースを受け運営、その運用益の一部をオーナーに賃料として支払い、オーナーはその受け取った賃料をスルガ銀行からの借入金の元利返済金に充当していた。
しかし、同社は開発を急ピッチで進め、一方でシェアハウスブームは終焉、同社は入居者不足に陥り、オーナーに賃料を支払えなくなり、今年1月、賃料値下げ要請して経営悪化を表面化させ、4月の民事再生申請となっていた。

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スルガ銀行には不正融資の疑いがかけられ金融庁が調査に乗り出している。
すでに、貸し付け審査過程で必要要件の通帳の現預金に関し、通帳の現物を確認せず、コピーだけを添付、そのコピーが改ざんされていたことが発覚、それも同社関係融資に対し、同行の十数店舗で同様な手口で融資が行われ続けていたことが判明している。
スマートデイズ関連オーナー融資は約1000億円にのぼり、多額の不良債権化が懸念されている。同行については、借入者から訴訟も提起されている。

スルガ銀行としては、日銀のマイナス金利下、金利も高く取れ、担保設定もしており、不動産価格の上昇により、焦げ付いても最終的な損害=リスクはほとんどないと見てオーナー融資を積極的に続けていたものと見られる。

地方銀行はリスクをとらなければ利益を上げられない超長期にわたる超低金利時代という現実がある。スルガ銀行は以前からそうしたリスク商売を得意とし、急成長させてきた経緯があり、金融庁の調査は今回の案件と付随してそうしたリスク融資を調べ上げるものと見られる。

なお、下記債権者名簿は、裁判所へ民事再生申請時に提出された書面の債権額であり、その後変動している。

追、ハナ信用組合は在日朝鮮系信用組合である。

 

(株)スマートデイズの主要債権者(債権額1000万円以上)
主要債権者
所在地
債権額/千円
ハナ信用組合
東京都渋谷区
2,632,800
(株)オーシャナイズ
東京都港区
276,974
(株)オーシャナイズ
東京都港区
201,316
M’s Holding International Corporation(株)
東京都港区
155000
(株)アサックス
東京都渋谷区
45,000
(株)マーキュリー
東京都新宿区
32,828
(株)ステップライフ
東京都中央区
29,882
ヒューリック(株)
東京都中央区
29,395
リコーリース(株)
東京都江東区
27,705
(同)クレッシェンド・アセット
東京都中央区
24,000
(株)タスコ
横浜市都筑区
20,927
綜合警備保障(株)
東京都中央区
13,479
一研(株)
東京都板橋区
11,482
(株)アクションパワー
名古屋市中村区
10,539
コトブキシーティング(株)
東京都千代田区
10,368
・なお、当債権額は申請時のものであり、その後変動している。 

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[ 2018年5月16日 ]

 

 

 

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