アイコン SKハイニックス▲93%減益 7~9月期 半導体価格の暴落タタル

 

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韓国SKハイニックスが24日発表した7~9月期の連結営業利益は、前年同期比▲93%減の4730億ウォン(約439億円)だった。
昨年は、半導体メモリーのピークであり、そうした特需によって四半期ベースで過去最高益だった前年同期比で大幅な減益となった。
4~6月期比でも▲26%減益で、売上高の7割超を占めるDRAMの価格下落が響いた。

売上高は、前年同期比▲40%減の6兆8390億ウォンだった。
SKハイニックスはメモリー市場で韓国サムスン電子に次ぐ世界2位。

サムスンが順調に在庫調整を進めて同事業の業績が底を打ちつつあるのに対して、SKの在庫は適正水準に戻っておらず業績の底入れが遅れているもよう。
車辰錫最高財務責任者(CFO)は決算発表後の電話会見で「20年の生産量は19年よりも減少し、投資金額もかなり減る見通しだ」と慎重な姿勢を示した。
ただ、次世代通信網「5G」対応のスマホには期待を寄せており「出荷台数も上向き、メモリー容量も増えるためスマホ向けのメモリー市場は2割拡大する」との見通しを示した。
以上、

SKグループはすでに半導体から次の収益源にEV用二次電池生産へシフトしており、米国や欧州などでも生産工場を建設している。
ただ、二次電池のノウハウを持つLG社員たちを大量に採用し、技術を盗んだとして、LGがSKに対して米国や韓国で訴訟を起している。解決しない限り、大手自動車メーカーの採用は限定的になる可能性がある。

SKは同じ手法で東芝のNAND技術を盗んだことでも知られている(SKは認め和解済み)。
ただ、こうした二次電池の韓国勢(サムスンSDI+LG化学+SKイノベーション)の社員たちを、中国企業が高給で大量採用しており、韓国勢はこうした中国勢に何も言えずにいる。
こうして中国勢は、EV補助金の国のご加護もあり世界最大となったCATL(寧徳時代新能源科技股)やBYD(比亜迪股份有限公司)は、すでに最新技術を纏っている。

米国の巨大IT企業のデータセンター向けは一巡し、米中貿易戦争の影響からサーバー向けなども低調に推移し、DRAM価格の底打ち感はなく、年初に比し、年末には半額近くまで下がる予想もされている。
NANDもDRAMなどの落ち込みではないが、年初から2割以上安くなっている。

サムスン電子は巨大工場が完成し、メモリー半導体はこうした状況から、サムスンは市場価格にほとんど左右されないシステム半導体にシフト、ただ、システム半導体の開発には長時間が必要なことから、半導体ファブレスメーカー(工場を持たない専用半導体開発会社)から受託生産するファンドリー事業を展開、在庫増のメモリー半導体生産を調整、工場稼働率を上げている。

[ 2019年10月24日 ]

 

 

 

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