アイコン SONY中間決算 イメージセンサー絶好調で業績上方修正 部門別利益掲載

 

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スマホのカメラ搭載数増加貢献、スマホの世界販売台数は中国の経済低迷もあり、減少中であるが、イメージセンサーは別格、1台あたりのカメラ搭載数が1個から2個になり、いまや3個も取り付けられ、それも大型化している。

SONYのイメージセンサーの世界シェアは50%、今後そのシェアを60%まで引き上げるという。
 
ソニーは30日、令和2年3月期連結最終利益予想を上方修正し、従来の5000億円から5400億円に引き上げると発表した。
スマートフォンのカメラなどに使う半導体「イメージセンサー」や音楽事業など収益性が高い分野が好調に推移しているため。
 一方、売上高はこれまでの8兆6000億円から8兆4000億円に引き下げた。テレビやゲーム機「プレイステーション4」の販売台数が想定よりも下回るほか、制作している映画の公開が来期にずれ込むことを反映した。
 
スマートフォン、デジタルカメラから、自動車、産業機器、医療機器などあらゆる機器に搭載されてきているイメージセンサー。
SONY
CMOSイメージセンサーにDRAMを積層
高速ビジョンセンサー、毎秒1000フレームで検出
裏面照射で小型高精度ToFセンサー実現
742万画素車載向け積層イメージセンサー
車載用を積層構造のエッジAI搭載によるインテリジェント化
 
2019年3月期の半導体事業の売上高は8,793億円で、ソニー全体の8兆6,657億円の10%ほどの規模だが、セグメント別の売上高営業利益率はトップの音楽事業の28.8%に次ぐ16.4%の稼ぎ頭(今中間期は23.3%まで上昇)。
車載用センサーでも、積層構造の利点を生かしたエッジAIの搭載によるインテリジェント化など、事業領域の拡大が期待されている。
2018年~20年度までの累計設備投資額も、イメージセンサー向けを中心に当初の1兆円の計画から、1.1~1.2兆円に増額したことを明らかにし、長崎・諫早工場の隣接地を所有しており、1000億円を投じて新たに工場建設、2019年12月に着工して2022年までに生産を開始させるとしている。
 
<ダボハゼのサムスン電子>
半導体景気で巨額の利益を獲得したサムスン電子は、汎用性のメモリ系は常に何かに触れ需要拡大-高騰-供給過剰-暴落を繰り返してきた歴史があり、システム半導体の生産を拡大させる計画である。ただ、システム半導体は価格の変動が少ないものの対象物に対応した半導体であり、これまで米国勢がほぼ独占している。
サムスン電子はメモリ半導体工場として大規模工場を完成させたものの、昨年9月にメモリ系半導体価格はピークアウト、在庫を抱え、システム半導体工場として生かす計画、ただ、同社が開発したシステム半導体はまだしれており、米国大手でも工場を持たないファプレスメーカーから受注し、ファンドリー工場として機能させてきている。
 
2030年までにシステム半導体も主力の一つにする計画を有している。ただ、まったく新しい製品に向けての開発力が必要であり、そうした頭脳は限られ、難しいだろう。
また、イメージセンサーも生産している。画素数では1億800万画素という世界トップを実現している。しかし、映像は画像処理エンジン(画像最適化のソフトウェア組み込み半導体)と共同作業であり、画素数がトップであっても市場ニーズに応えられない現実がある。
ソニーは4800万画素を標準としている。視覚的には4800万画素あればまったく問題なく、レンズも大型化しており、なおさら問題ない。最適化技術が必要だ。
 
ただ、サムスン電子はメモリ半導体とイメージセンサーなどを抱き合わせで販売し、シェアを伸ばしているのも事実、(中国当局は、メモリ半導体が供給不足から高騰した昨年初め、サムスンや米マイクロンが抱き合わせ販売しているとして独禁法違反に問うている。また今回もそうした違反を中国当局が留保することにもなる。)

 

SONY 第2四半期(中間決算)
連結/百万円
売上高
営業利益
←率
経常利益
株主利益
19/3期Q2
4,136,384
434,517
10.5%
558,484
399,448
20/3期Q2
4,047,983
509,880
12.6%
493,112
340,009
20Q2/19Q2比
-2.1%
17.3%
 
-11.7%
-14.9%
20/3期予想
8,400,000
840,000
10.0%
800,000
540,000
20予/19期比
-3.1%
-6.1%
 
-20.9%
-41.1%
19/3期
8,665,687
894,235
10.3%
1,011,648
916,271
18/3期
8,542,982
734,860
8.6%
699,049
490,794
17/3期
7,603,250
288,702
3.8%
251,619
73,289

 

SONY 20年3月期中間決算 
 
売上高
営業利益
 
/百万円
前期比
/百万円
前期比
営利率
ゲーム&ネット
911,851
-10.8%
138,791
-20.3%
15.2%
音楽
421,528
9.4%
75,757
19.1%
18.0%
映画
446,692
7.4%
39,694
149.1%
8.9%
電気製品
977,414
-13.1%
66,453
35.2%
6.8%
センシング
541,402
18.6%
125,906
63.4%
23.3%
金融
714,116
3.7%
84,884
6.4%
11.9%
その他
138,488
-19.7%
-168
-103.1%
-0.1%
調整
-103,508
 
-21,437
 
20.7%
合計
4,047,983
-2.2%
509,880
17.3%
12.6%

 

[ 2019年10月31日 ]

 

 

 

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