アイコン IEA 大型のP/Uトラックや大型SUVに警鐘 米国では7割SUV等

 

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国際エネルギー機関(IEA)は13日発表した世界エネルギー見通しの報告書で、最近のSUV人気に警鐘を鳴らした。
報告書によると、世界のEVは2018年だけで200万台増え、累計500万台を超えた。補助金の充実や充電インフラの整備、車載電池の値下がりなど環境が整えば、年間販売台数は25年に1千万台、40年には3千万台超に増えると見込み、石油需要が日量400万バレル減るとしている。

一方で、SUVに対する消費者の好みは、電気自動車のメリットを相殺する可能性があると警鐘を鳴らしている。より大きくて重い車SUVを求める消費者の間で増大する欲求は、すでに世界の石油消費量のバレルを追加している。

SUVは完全にEV化するのがより難しく、従来のSUVは中型車よりも1キロメートルあたり25%多くの燃料を消費する。
SUVの人気が最近の傾向に沿って上昇し続けると、2040年の石油需要の予測に1日あたり200万バレル追加される可能性があるとしている。
以上、

米トランプが、すでにパリ協定から離脱し、景気好調を維持するため大型車を買えと米国民に訴えている。

ただ、EVに取って代わっても、化石燃料、特に石油に依存する火力発電比率の高い国(石油火力発電所のほか特に石炭火力発電所が多い中国とインドはCO2のほか硫黄酸化物まで世界に撒き散らし大気汚染の原因となっている)、EVのCO2排出量はHVより高いと試算されている。

P/UトラックやSUVでEV化しても、EVバッテリーを多く搭載する必要があることから、そうした国々ではP/UトラックやSUVに乗る限り、HVにしない限り、P/UトラックやSUVの普及とともにCO2の排出量は増加する。P/UトラックやSUVがガソリン車ならばいうに及ばない。

リチウム生産にかかわるCO2排出
リチウム電池生産にかかわるCO2排出
充電に伴う火力発電所のCO2排出
がEVの総CO2排出量

中国政府はNEV導入において日本勢が得をするHVを指定しなかったが、最近、少し見直している。

大型P/Uトラックや大型SUVは金持ちや成金が購入することから、購入税を大きく引き上げれば、少しは減るだろうが、米トランプがそんなことをするはずもない。
GMは米中貿易戦争での中国不振もあり、昨年販売台数を大きく落としたが、P/Uトラックの売れ行き好調で逆に業績を伸ばしている。

工業での大量CO2排出産業は、発電、鉄鋼+鉱物、アルミニウム、セメント、石油化学が5大産業。

 

1~10月の米中販売状況
2019年
アメリカ
中国
 
販売台数
前比
構成
販売台数
前比
構成
セダン
4,154,939
-9.9%
31.7%
8,318,000
-11.8%
40.2%
P/U+SUV等
9,945,686
3.1%
69.3%
12,334,000
-8.7%
59.8%
合計
14,100,625
-1.1%
 
20,652,000
-9.7%
 
・中国は輸入車含まず工場出荷台数、P/Uトラック+SUV等はセダンタイプの乗用車以外、前比は前年同期間比

 

[ 2019年11月13日 ]

 

 

 

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