アイコン アジアなどからベトナムへの投資額7.2%増 & タイの生産指数

 

 

ベトナムの計画投資省(MPI)が25日に発表した今年のベトナムへの投資を申請した外国企業の投資額は、今月20日時点で合計380億2千万ドルと、前年同期比で7.2%増加した。

うち韓国は、79億2千万ドルと、全体の20.8%となり、最も多くの投資額となった。続いて、香港が78億7千万ドル、シンガポールが45億ドルだった。
主な投資分野は、製造と加工業が全体の64.6%と最も高く、次いで不動産が10.2%と2番目に高くなっている。
また、今年ベトナムの海外直接投資(FDI)は、203億8千万ドルと、前年より6.7%増加している。
以上、
 
韓国は御目出度い文政権が経済疲弊の中で労務費コストを大幅に押し上げたことから、製造業の中小企業はもうたまらんとベトナムへ大挙して工場移転させている。そのため、ベトナムへの小口申請数が異常に多くなっている。
ベトナムへ香港から多いのは、米トランプ政権の中国制裁により関税高となった実質中国企業の進出と見られる。
韓国・台湾・中国・香港は競って蛇の道を辿っている。
日本は一部を残し、もう製造業から撤退したようだ。
 
<タイ>
日本最大の製造業進出国でありながらカントリーリスク国になってしまったタイ、水害に引き続き、タクシン派と民主派の攻防は、選挙では貧困層や農家に金をばら撒き続けた成果がありタクシン派が圧倒、都市部は民主派の構図にあり、政治混迷に軍事クーデター、長期の軍事政権、やっと選挙が行われたものの利権に味をしめた軍人政権、またおかしくなってきている。
その間、日本企業もインドネシアなどへも進出し、タイ経済は世界経済がよくならない限り、前を向きそうにない。政治により経済が自滅するタイプの国。
 
タイ工業省工業経済事務局(OIE)がこのほど発表した11月の製造業指数によると、付加価値ベースの鉱工業生産指数(MPI、季節調整なし、速報値、2016年=100)は、前年同月比▲8.27%減の96.77ポイントだった。7ヶ月連続で下落している。
MPIは20業種(その他を除く)中16業種が下落。MPI全体への寄与率が高い上位5業種の上昇率は、
◇「食品」が▲5.69%減
◇「車両・トレーラー」が▲21.22%減
◇「コークス・精製石油製品」が▲18.50%減
◇「コンピューター・電子製品」が▲4.33%減
◇「ゴム・プラスチック製品」が▲10.85%減だった。
このほか「繊維」と「衣服」がそれぞれ2桁減少。一方、伸び率が最も高かったのは「飲料」で、8.67%増だった。
11月の設備稼働率(季節調整なし)は63.17%。前月から0.16ポイント上昇、前年同月からは▲7.13ポイント下落している。

 

タイの自動車生産台数と販売台数
2019年
11月
1~11月
 
台数
前年比
台数
前年比
生産
154,088
-21.8%
1,879,502
-5.9%
国内販売
79,299
-16.2%
928,158
-1.1%
以上、

[ 2019年12月27日 ]

 

 

 


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