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日本にはまだ石炭火力発電所が55ヶ所以上もあるが、残渣の石炭ガラについては全部のリサイクルには程遠いものになっている(複合燃料で石炭含むもの含む)。

韓国では昨年輸入された廃棄物は233万5000余トン、毎年増加している。輸出する廃棄物より15倍も多いという。
特に、輸入廃棄物のうち石炭ガラが全体廃棄物輸入量の半分を占めるほど比重が大きい。輸入される石炭ガラの99.9%は日本産となっている。

しかし、韓国では、3品輸出規制やホワイト国からの韓国除外に対して、対日規制強化の一環で、日本産石炭ガラ輸入に対する放射能汚染問題を取り上げ、環境部が安全管理強化という対策を出し、全量検査を実施することを決定した。それも重金属も含めたものとなっている。
当然、韓国はフクシマ原発問題と絡めた嫌がらせの水準であるが、石炭層とウラン鉱山は類似した層から産出され、もともと若干の放射性物質を含み、鉛や砒素などを検出されるケースもあるという。
そうしたことから、韓国では全量検査し、放射性物質と重金属検査を実施している。その間、10日間ほど検査日数が必要とされ、倉庫に保管することになる。当然保管料がコストアップすることから、輸入するセメント工場も代替品に変えたいところだろうが、これでもコスト的に合わないという。

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双竜セメント関係者は「検査が終わるまでは石炭ガラを工場に運ぶことができず貯蔵庫に保管しなければならないので輸入船が列を作って待機しなければならない状況」としながら「日本産石炭がらを代替できる方法を探しているが、費用負担が相当なものになる」と話している。
何か、南シナ海問題でフィリピン政府が国際司法裁判所に提訴した事件で、中国政府がフィリピン産バナナの入管検査を長期間かけ、腐れバナナにしてフィリピンにバナナを送り返した事件を彷彿とさせるが、石炭ガラは腐れない。

今回の検査強化措置が廃棄物輸入量を減らすために大きな効果がないという指摘も少なくない。
日本産石炭ガラを減らし、国内石炭ガラに変えるためには追加対策が必要だという。

環境部傘下の国立環境科学院も今年初めに発刊した「輸出・入廃棄物管理体系改善および規制基準づくり」という報告書を通じて「日本の石炭ガラ輸入を減らすには、重金属基準項目を増やし、国内石炭ガラのリサイクル拡大のために研究開発が行われなければならない」と指摘している。

資源循環社会経済研究所のホン・スヨル所長は「国内石炭火力発電所の立場では、リサイクルより埋め立て費用のほうが安いので石炭ガラを土に埋めている。セメント企業はむしろ日本産石炭ガラを使用」としながら「埋めたて処分負担金の引き上げなど、国内石炭ガラのリサイクルがしやすくなるように誘導する制度を用意しなければならない」と話した。
原道東海市三和洞にある東海港。日本産石炭ガラが最も多く入ってくる港の一つ。港の中には石炭ガラを満載した貨物船1隻がエンジンを止めて停泊していた。
この船にはセメント会社である双竜セメントが、関西電力の舞鶴火力発電所から輸入した4000トンの石炭ガラが積載されていた。原発事故が発生した福島から500キロメートルほど離れたところ。

韓国環境部傘下の原州地方環境庁職員が、長い棒形の試料採取器を利用して船の下の貨物室に保管されている石炭ガラを取り出して載せた。石炭ガラを持ち上げると周辺に灰色のホコリが舞い上がった。

簡易測定機で石炭ガラ表面の放射線量を測定した。数値が1時間当り0.23マイクロシーベルト(放射線測定単位)まで高まった。石炭ガラと落ちたところで測定した背景濃度数値(0.11~0.14マイクロシーベルト/h)よりも倍近くになった。
原州環境庁担当者は「管理基準である0.3マイクロシーベルト/hより低く、輸入には問題がない水準」としている。

<放射能・重金属検査の完了までには10日間所要>
環境部は8月30日から、日本産石炭ガラをはじめ、廃バッテリーや廃タイヤ、廃プラスチックなど、輸入リサイクル廃棄物に対する放射能・重金属検査を強化した。
この日、検査対象になった日本産石炭ガラは、強化された措置を適用してから初めて韓国に持ち込まれたもの。

今まで環境部は1四半期あたり1回の頻度で輸入業者検査の信頼度を点検してきた。これからは年間400件水準の輸入石炭ガラに対して環境部が直接、放射線量簡易測定や試料採取、重金属成分検査などを調査することにした。

この日、簡易測定検査を通過した日本産石炭ガラもまだ通関手続きが終わったわけではない。原州環境庁は採取した試料を専門検査機関に送って放射能検査を行い、重金属成分検査も進める。
結果が出るまで日本産石炭ガラは港に用意された貯蔵庫に保管しなければならない。管理基準を超えれば返送措置が講じられる。

同庁の環境管理課長は「これまでは通関抑制ではないモニタリング検査だったが、これからは放射能・重金属検査で異常がなくて初めて通関手続きが完了する」とし「検査結果が出る7~10日間は日本産石炭ガラをセメント工場に運ぶことはできず、港の貯蔵庫に保管しなければならない」と説明した。
以上、

韓国の嫌がらせは、放射線量が基準値を超過した場合、フクシマ原発問題との関連を取り上げ、さらに来年の東京五輪に関係させ、大騒ぎして、世界に拡散させるつもりだろう。
日本の電力会社も義務として、石炭ガラについては簡易検査をして韓国に輸出する必要があろうか。
いんきんたむしのような韓国政府である。
韓国の電力料金が安いのは、そうしたリサイクル費用までコストに入れていないことかもしれない。そのため一定の粒状にしてセメント会社へ送り込むのはコストがかかり、埋め立て用にしているものと見られる。

日本産石炭ガラを重金属検査でパージしても、韓国産石炭ガラでも重金属検査をする必要に迫られる。

追、北朝鮮の平山ウラン鉱山の精製施設の廃液が川に漏れ出ている事件で、韓国政府は江華島周辺を6ヶ所あまり検査したといい、まったく問題なかったと数値を示して発表している。
ただ、検査箇所が少なすぎる点が気がかりだ。日本でも官公庁がよくやる手口だが、土壌汚染問題で、50ヶ所あまりを検査し、数値の低い10ヶ所だけを発表し、開発にゴーサインを出す手口がある。
礼成川河口域は、政府に忖度しない第三者機関や外国の第三者機関による調査が必要と思われる。河口を調べなければ、江華島周辺で海流域を調べても当然、問題は出てこないだろう。