米国と韓国の当局が、世界最大級の児童ポルノウェブサイトの摘発・閉鎖を明らかにした。
米当局は16日、韓国籍のジョン・ウー・ソン被告(23)に対する起訴状を公開した。
米検察によると、被告は通常の検索では容易に見つからないサイバー空間の「ダークネット」でサイト「ウエルカム・トゥー・ビデオ」を運営し、ビットコインで支払いを受け、性的に露骨な児童の動画100万点余りを配信した。
被告は有罪判決を受けた韓国の刑務所で1年6ヶ月服役中。
捜査員らがサイトを閉鎖した2018年3月以降、英国やドイツ、ブラジル、サウジアラビア、アラブ首長国連邦など11ヶ国と米国の20前後の州で、337人のサイト利用者が逮捕された。
英政府によると、世界38ヶ国で利用者の逮捕があったという。
米内国歳入庁(IRS)と国家安全保障省の捜査には、各国の当局が協力。IRSの犯罪捜査担当部署がビットコイン取引から匿名ユーザーの正体を割り出したと、責任者のドン・フォート氏は述べているという。
以上、