アイコン ダイドードリンコ/第3四半期 利益大幅増へ

同社は第3四半期について、次の通り説明している。

1、自動販売機の新規導入については、「ヒートポンプ自販機」、「LED照明自販機」など地球環境に優しい節電効果の高い「エコ自販機」の徹底した開発・採択に努めた。また災害時における迅速で有効な支援ツールとなる「災害救援自販機」や、収益金の一部を募金として寄付する「緑の募金自販機」、「盲導犬育成募金自販機」、「ギャラクシー募金自販機」等の「社会貢献型自販機」を投入するなど、地域社会や消費者に支持される新しい自販機の積極投入を行っている。飲料販売部門の売上高は前年同期比▲4.6%減の100,8億14百万円となった。
 
2、飲料受託製造部門は、消費者ニーズはドリンク剤から健康食品やサプリメント(健康補助食品)への流れに変わり、ドリンク剤と競合する商品が数多く発売されるようになりました。そうしたニーズをいち早く掴み、従来のドリンク剤のノウハウを礎として、「美容と健康」を謳った女性向け商品を開発する体制をつくり上げたことから、多方面にわたり受注を獲得することができるようになった。さらに営業開発体制の強化並びに生産体制の整備が年々拡充したことに加え、昨今の厳しい経済環境の変化から大手医薬品等有力メーカーの生産スタイルが、「自社生産」から「OEM生産」にウエイトシフトしたことなどにより、傾向的には安定した受注を確保できるようになった。
以上の結果、飲料受託製造部門の売上高は同14.9%増の82億62百万円となった。
 
3、食品製造販売部門は、ドライフルーツゼリー市場においてトップシェアを有する(株)たらみの発行する全ての株式を取得し、連結子会社としたことに伴い、新たなセグメントとした。第3の柱となる新分野の事業を獲得したことで、将来の持続的成長を実現できる新たなビジネスチャンスの創出を図り、当社グループの更なる企業価値向上に注力している。結果、食品製造販売部門の売上高は43億52百万円となったとしている。
 
健康食品のジュース化は、商品単価を高めるとともに飲みやすくリピート確率も高く、健康食品業界にとって影のブームとなっているようだ。
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
当期利益
13年1月期第3四半期
112,907
6,528
5,772
1,997
13年1月期第3四半期
113,428
6,918
6,813
3,898
前期第3四半期比
100.5%
106.0%
118.0%
195.2%
13年1月期通期予想
151,200
7,600
7,200
3,400
12年1月期実績
147,404
7,295
6,687
2,351
11年1月期実績
151,369
6,539
5,809
2,691
10年1月期実績
151,048
6,060
5,518
705
通期予想/前期比
102.6%
104.2%
107.7%
144.6%
 
[ 2012年11月27日 ]
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