アイコン タイ/また河川氾濫 大丈夫か日系企業

2011年秋に首都バンコクまで水浸しにしたメナム川の氾濫によるタイの大洪水、日系企業が入った数多くの工場団地が水没したが、今年も7月から雨季に入り、9月になり各地で河川の氾濫による浸水被害が相次いでいる。

1、9月25日
タイ東北部シーサケート県ムアンシーサケート郡では、山林から流れだした雨水が住宅地を襲い、浸水被害が相次いでいる。
 タイ地元紙によると、郡内の一部では、完全に水没する程の水位となっており、ライフラインは完全に麻痺している状況。
現在、対策機関などが、救助用船などを出して、被災者への対応にあたっている。

2、9月30日報道
タイ中部アユタヤ県では、県内を流れるチャオプラヤー川及びノーイ川が氾濫し、川沿いの集落で浸水被害が相次いでいる。
タイ地元紙によると、県内6郡で洪水となっており、特にバーンバーン郡、セーナー郡、パックハイ郡の3郡では、氾濫した水の水位が一部で1~2メートルに達しており、甚大な被害が出ている。

3、10月4日報道
タイ東北部ロッブリー県にあるパーサックチョンラシット・ダムの貯水量が限界に迫っており、今後放水量を増やす可能性が高まっている。
タイ地元紙によると、同ダムの最大貯水量は9億6,000万㎥で、現在の貯水量は9億3,500万㎥と、限界近くまで迫っている。
今後上流で降った雨水が、ダムに流れ着き、放水量を現在の1秒600㎥から800㎥に増やす可能性が高く、ダムの下流にあるサラブリー県などでは、河川氾濫に注意が必要としている。

東京都の貯水池である利根川水系8ダム合計でも貯水容量は4億6163万㎥、その中の一番貯水容量の大きなダムは下久保ダム(埼玉県児玉郡)で1億2,000万㎥であり、パーサックチョンラシット・ダムが如何に大きな大ダムか推察できる。

なお、サラブリー県には、ハイテックカビン工業団地、ヘマラート・サラブリー工業団地、ケンコーイ工業団地、ノーンケー工業団地などが所在する。

2011年秋のタイ大洪水の対策治水事業は、韓国勢が政治を絡め安値で取り捲っている。こうした国に対しては、日本のODA資金による対策治水事業も韓国勢に取られる可能性が高く、韓国から何を言われようとこれ以上嫌われようと日本企業の紐付きODA(日本国民の税金)にすべきである。

[ 2013年10月 7日 ]
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