アイコン ステルスF35は管理が杜撰だらけと指摘/米国防省監察室

ステルス機米国防総省の監察総監室は30日、ステルス戦闘機F35の開発・製造に関わる複数企業のずさんな管理体制を指摘する報告書を発表し、同戦闘機をめぐる信用や実績、開発製造コストなどが損なわれかねないとして批判した。

国 防総省監察総監は、将来米軍の中心的存在を担うと考えられているハイテク機F35統合打撃戦闘機(Joint Strike Fighters、JSF)の設計と製造における問題363件を挙げた。報告書は、計画を進める米国と8か国にとって、既に生産の遅れや予算超過に直面し ているF35の技術的な問題、さらには最終的な価格についても疑問を投げかけるものとなった。

報告書は F35の主要メーカーである米航空宇宙大手ロッキード・マーチンと下請5社、さらに同計画の監督部署が、厳格な品質管理を履行しなかったと指摘している。
この怠慢がF35の信用や実績、コストに悪影響を及ぼすと批判した。またソフトウエア管理を含む数多くの不備もみられ、安全面での問題につながりかねないとしている。

米空海軍と海兵隊の現行機との入れ替えを目的とし、日本を含む8ヶ国から成るコンソーシアム(企業連合)が支援する同計画には、これまで既に2,957億ドル(約38兆7千億円)が投じられており、これは米国軍史上最大規模となっている。 
以上。

<米軍導入の電子部品100万個が偽造品だった>
遡ること2011年11月7日、米上院軍事委員会のレビン委員長(民主党)とマケイン筆頭理事(共和党)は連邦議会で記者会見して、米軍が導入した装備から、少なくとも100万個の偽の電子部品が見つかり、その大半が中国製だったとする同委の調査結果を発表した。
偽部品が発見されたのは、ミサイル防衛(MD)システムの一つである戦域高高度地域防衛(THAAD)ミサイルや対潜ヘリコプター、輸送機に搭載されたコンピューター機器などで計1800件。
レビン委員長によると、これらの偽電子部品の流通経路をたどったところ、7割の製造元が中国企業だった。一部は、廃棄物から取り出した部品を新品に見せかけ販売したとみられるという。
同委員長は、判明したケースについて「氷山の一角にすぎない」と指摘。さらに、多くの偽部品が使用された可能性に言及している。

何かこうした部品がステルスF35の開発に使われていたのではなかろうか?
F35が試験飛行した後でも、どこもかしこもおかしくなっているのだろう。問題電子部品であれば、一時的に機能したとしても安定性に問題が生じ、F35は墜落するおそれもある。
使用されたミサイルなどは、訓練で使用してもダッジロール状態でどこへ飛んでいくか皆目見当つかないものにシロモノになっていよう。こわっ。

中国の戦闘機やミサイルの主要電子部品は、信頼性の問題から日本製が使用されていると香港紙が掲載したばかりだ。
 参照:AFP

[ 2013年10月 5日 ]
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