アイコン JR長崎駅の再開発/3000人の大国際会議場建設へフォーラム開催

土地区画整理事業で行われているJR長崎駅の再開発事業、元々老朽化している 日赤病院をJR長崎駅西に移築する構想があったが、身勝手な計画に日赤病院からあっさり断られた経緯がある。何が何でも大型施設を建築したくてたまらない 犬猫族議員の長崎市長などが今度は国際会議場建設に躍起になっている。
それにしても、当区画整理事業では、JR長崎駅の表玄関横(国道側)にも公 共施設の建物を造ることになっている。長崎県や長崎市の財政は大黒字の大金持ちであり、県民・市民所得は全国でもトップクラス、対する税金は安いし、サー ビスも満点、何を造るも勝手だが、それで、税金を上げます、サービス打ち切りますでは洒落にもならないだろう。 
特に長崎市は、市民病院を改築したばかりだが、市庁舎の移築も決めており、金はいくらあっても足らないだろう。まさか、安倍首相が建築代金を全額出してくれるというのなら、財政負担も限られてくるが・・・、ありえない話だ。

18日、市民を対象にして開催されたフォーラムで、田上市長は、国際会議場の大型施設の必要性を訴えたと報道されている。
長崎市は、県内外からの集客で経済効果が期待できるとして、「MICE」(マイス)と呼ばれる国際会議や全国規模の学会などが開催できる大型施設を、JR長崎駅西側に建設することを計画している。
 
フォーラムは、大型施設の整備に向けて市民の理解を得ようと長崎市が初めて開いたもので、市民など約450人が参加した。
フォーラムでは、長崎市の田上市長や有識者が参加してパネルディスカッションが行われこの中で田上市長は、「長崎には国際会議を開催できる施設がなかったので、これまで開催地として検討されてこなかった」と述べ、今後人口が減少する中で、地域経済を活性化する上でこうした大型施設が欠かせないと訴えた。
 
続いて行われた質疑応答で、市民から「すでに大型会議施設がある福岡市などとどうすみ分けするのか」という質問が出されたのに対し、田上市長は、「福岡市のように大きな会議を誘致するのではなく、3000人程度の中規模の学会などを中心に誘致する体制を整えていきたい」と答えた。
フォーラムの後、田上市長は、「これからも説明会を開いて市民に理解してもらえるように努力していきたい」と話した。
以上。

福岡市にある国際会議場は最大3000名収容可能であるが、田上市長は、福岡市のような大会議を誘致するものではないとしている。それでいて、田上市長は、3000人程度の中規模の学会などを中心に誘致する体制を整えていきたいと述べている。
何か答弁がおかしいのでは・・・。それを突けば、ほかの会議場もあり、総合的になどと答弁に摩り替えるのだろう。国会議員の答弁ではあるまいし・・・。

なお、長崎市議会環境経済委員会は3月12日、新年度(2014年度)一般会計当初予算案から、田上市長が推進している「コンベンション施設整備推進費」1940万円を削除する減額修正案を可決している。市長は市民を動かして建設に漕ぎ着けようとしている。大喜びするのは、市庁舎・JR表玄関口の公共建物、今度の国際会議場の建設ラッシュの建設業界と観光業界だけだろう。
何でもあったら便利だろうが、今も今から先も金は限られている。市民も目を覚まさなくっちゃ。
 
<長崎市にある既存の会議ができる公共施設>
稼働率はどれほどだろうか?
長崎県立総合体育館
最大5,600人
大会・会議・研修会・講演会・スポーツ大会・展示会
(アリーナかぶとがに)
(固定席2,342)
長崎市油木町7-1
(可動席1,724)
TEL:095-843-6521
(移動席1,534)
長崎市民会館
3,086
大会・会議・研修会・講演会・スポーツ大会・展示会・演劇・コンサート
長崎市魚の町5-1
(固定席1,086)
TEL:095-825-1400
(移動席2,000)
 
974
 
(車椅子3席)
長崎ブリックホール
2,002
大会・会議・研修会・講演会・展示会・演劇・コンサート
長崎市茂里町2-38
(車椅子8席含む)
TEL:095-842-2002
最大542人
 
(固定席126)
 
(移動席416)
長崎市公会堂
1,747
大会・講演会・演劇・コンサート
長崎市魚の町4-30
(車椅子4席)
TEL:095-822-4145
 
そのほか、500人以上収容できる施設が9ヶ所ある。JR長崎駅の表玄関側にも公共建物を建築予定。
 
 
[ 2014年5月19日 ]
モバイル
モバイル向けURL http://n-seikei.jp/mobile/
スポンサード リンク

コメント

関連記事

  • この記事を見た人は以下も見ています
  •  
  • 同じカテゴリーの記事です。
  •   


PICK UP

↑トップへ

サイト内検索