エディオン元幹部 販促情報手土産に部長職で上新電機へ再就職 逮捕
大阪府警は13日、家電量販大手エディオンの幹部社員だった、子会社の元役員・笹沢淳容疑者(52)(西宮市)が、エディオンの住宅リフォーム事業に関する情報を不正取得したとして、不正競争防止法違反(営業秘密の不正取得)容疑で逮捕した。
住宅リフォーム事業は、家電量販業界で急成長しており、笹沢容疑者はエディオンの住宅リフォーム事業の責任者だったが、退職後、競合他社に部長職で再就職。
府警は、エディオンの販売促進情報などが競合他社に流出したとみて調べる。
発表では、笹沢容疑者は在職中、社内で使用していたパソコンに遠隔操作を可能にするソフトをインストールするなどしたうえで、退職後の昨年1月下旬、エディオンが販売秘密として管理していた「販促スケジュール案」などを自身が使っているパソコンに転送し、不正取得した疑いがもたれている。 笹沢容疑者は任意の調べ段階で容疑を認めているという。
以上、報道
上新電機が2014年4月末、リフォームコーナー1号店を大阪府の岸和田店に開設した。取材訪問して驚いたのは応対したのが笹沢淳氏だった。
肩書は「上新電機・スマートライフ推進部・部長」。現在、同社のリフォーム事業を協力に推し進める旗頭を務めている。笹沢氏はこの家電量販業界でリフォーム事業を本格的に打ち立てた功労者の一人である。09年、3Qグループ「100満ボルト」で「家電量販店のリフォーム」に挑戦。その事業化に成功した立役者だった。
以上、IT&家電ビジネスより
笹沢容疑者がエディオンの情報を持ち出すことは法度であるが、エディオンの実質筆頭株主は今やLIXIL、リフォームで扱う資材がLIXILだらけになり、顧客満足に応えられないという不満もあったようだ。LIXILがごり押し、分かるような気もする。
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