アイコン 米クアルコム 1千億円の制裁 韓国公取委 特許料が販売価格基準

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韓国公取委は28日、チップセット供給と特許権を連携させて確保した市場支配力で正常な競争を妨害したなどとして、米通信技術大手のクアルコムに1兆300億ウォン(約1000億円)の課徴金を課し、是正命令を出した。課徴金は韓国で過去最大。

クアルコムは、携帯電話メーカーから端末機価格の約5%を特許権使用料として受け取っている。

クアルコムは、携帯電話の中核部品であるチップセットの特許権を持っているが、チップセットではなく、端末機の価格を基準とし特許使用料を算定している。

韓国メーカーが、クアルコムに支払っている特許使用料は、年間計約1兆5000億ウォンに達するとされる。

 クアルコムは、公取委の決定に同意できないとして、是正命令の取り消しを求める書類を提出し、ソウル高裁に控訴する方針を表明した。

以上、

クアルコムはCDMA携帯電話用チップでは、ほぼ独占に近いマーケットシェアを保持している。

こうした高額パテント料が同社のビジネスを成立させている。韓国で如何に保護的判決が出ようと、クアルコムにとっては死活問題となる。しかも、スマホ大生産・販売国の中国も米タタキの好材料として、追随するものと見られる。

それにしてもクアルコムが課す販売価格の5%の使用料は異常だともいえる。

 

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[ 2016年12月29日 ]

 

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