アイコン 山路敬介氏投稿 ■沖縄県における衆院選 「序盤・中盤」状況 その2

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連日、変態新聞の沖縄2紙が米軍ヘリの不時着事故を煽りに煽って、オール沖縄(共産党)を形振り構わぬ捏造記事で支援してる。

沖縄2紙(沖縄タイムス・琉球新報)が、いくら笛吹けど県民は踊らずってことだろうか、沖縄1区と、4区は自民候補が善戦(ややリード)しているようです。

沖縄県民もオール沖縄というマジックには2度は騙されんということでしょう。

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今年、1月に前教育長が「恫喝(どうかつ)された」と告発したことで副知事を辞職し、翁長知事と袂を別った安慶田光男氏が保守陣営に帰還したようです。

オール沖縄から保守票がかなり戻ってきているようです。

きょうも、(農と島のありんくりん)を読んで納得してます。

農と島のありんくりん
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/

移り変わる自然、移り変わる世情の中で、真実らしきものを探求する

山路敬介氏投稿 ■沖縄県における衆院選 「序盤・中盤」状況 その2

山路敬介氏投稿 ■沖縄県における衆院選 「序盤・中盤」状況 その1
http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-0de5.html

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山路氏の現地からの報告の完結篇です。今日の私の更新はありません。 
                    ~~~~~~~~~ 
■沖縄県における衆院選 「序盤・中盤」状況 その2
                  ~結局、自民党に「負け」はない
                                       山路敬介
承前

■ 個々の選挙区予測
一区は、自民の国場幸太郎幸之助氏が制すると考えられます。

種々の情報から翁長知事の側近である平良朝敬氏が、その影響力のある団体等に国場支持を容認した可能性が強いです。

「翁長氏が、国場氏であればこそ納得した」とも聞きます。

例えば実際に、県観光協会などは国場幸太郎幸之助と西銘恒三郎の二氏を推薦候補として決定し、各市の観光協会を通じ末端のホテルにまで署名依頼のFAXを流しました。

前回選挙では見られなかった徹底ぶりです。(ただ、これは西銘氏の弟の元ANA沖縄支店長だった西銘啓四郎県議の功績である、との少数意見もあります)
ですが私が思うに、「国場氏が平良氏側にどのような歩み寄りを見せたのか?」が明らかにならない事は「問題である」と考えます。

二区は照屋寛徳氏が相変わらず強いものの、宮崎政久氏も前回選挙の得票数を下回らないと見ています。

どういうワケか本土では考えられない事ですが、照屋氏は社民党にも関わらずマメに企業票を多数取り込むのが得意です。

これは沖縄独特の現象かも知れず、私もその内実と詳細を全く知らない訳でもありませんが選挙中でもあるので予断は控えます。

三区は玉城デニー氏が取るでしょう。

ですが、比嘉奈津美氏は前回選挙よりも票の積み増しは大きく可能と思われます。

比嘉氏は地味ですが、党本部に対して臆さずモノを言って廻る「うるさ型」で、沖縄の為に自身が関与して実現させた政策も多かった。

その点、デニー氏など全く問題にもなりません。

もっと評価されていい政治家ですが、どういうワケか女性票が身に付きません。

女性保守支持層にこのタイプの女性候補が受けが悪いのは、沖縄県の後進性の現れであるのかも知れません。

「子育て」だの「待機児童問題」だのと、そうした女性特有の関心事だけに偏らない稀有な女性議員ではありますが、本音はオスプレイ反対。 そこが「玉にきず」です。

四区は、仲里利信氏と西銘恒三郎氏互角か、僅かに西銘氏がリードしていると考えています。

仲里氏の主張は、全く見るべきところがないだけでなく、ほとんど全ての主張が革新の主張に吸収してされてしまっています。

「尖閣を守ろうとする意義はなく、それをしようとする安倍政権の狙いは軍備増強だ」との倒錯した主張は、そのまま共産党のものです。

一方、西銘氏の今回のヘリ事故に関する改善策への主張は穏当でもっとも現実的です。

度重なる米軍の整備状況の不備をその原因とすれば、横須賀における米海軍艦船の整備や習志野のオスプレイ整備などを念頭に入れ、「自衛隊側に、極力整備を任せるべきだ」とします。

この点、「日米地位協定を改善すべき」とするブログ主様の主張はもっともで、より根本的なものですが、それをするならまず日本の国内法の改善が必須です。

米軍と自衛隊が協力して問題の解決にあたる事は、協力体制の強化など他の副次的効用も生まれます。

また、「事故」というものが全くのゼロにはなりづらい性質を有している以上、原因究明を経て責任の分担をも分散するメリットがあります。

なによりも、法改正によらず一番早く実現可能な案で、その点、西銘案は大いに支持できるところです。

■ 自民党に「組織票」が戻って来つつある

私の上記のような見立ては「自民党に甘いのではないか」とか、「世論調査とズレがある」との意見も当然あるでしょう。

ただ、自民党は少なくとも前回選挙よりも、関連団体や企業経済団体の引き締めがうまく行っており、あきらかに支持が戻って来ています。

まさに「タイムス的世論調査」には出づらい部分なので、そこは考慮したところです。

また、仲里氏の主張など、それはそれはメチャクチャなものなのですが、どだい有権者のほとんどは詳細な主張など聞いていません。沖縄県では特にその傾向が顕著ですね。

ですが、仲里氏はもう80歳です。 

この事は実は、さすがに支持者の間でも多く取りざたされているところです。

右手を出して小走りに近づいてくるその足取りは、ふらつきも見られず足腰も確かなものである事は伺えます。

ただ、センテンスの長い質問に答える場合の趣旨を瞬時にとらまえる能力や、応用的であったり不意の問題発出に対応できる随応性は明らかに不十分です。

そこをあの権威主義的パーソナリティーで補っているようにも見受けられ、秘書氏の負担は極大化しています。

もともと前期限りで引退する意向を示していたところ、後継者もなく「翁長氏との友情の中で立った」のが動機です。
                                          (了)   

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[ 2017年10月20日 ]

 

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