アイコン 資生堂 栃木・那須に新工場建設 19年中に生産開始 大阪工場も増設

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尖閣問題では、中国市場において女性の化粧品市場そのものを形成させてきた資生堂も窮地に陥り、内紛まで勃発するほど、深刻なものだった。

しかし、反日不買も薄れ続け、中国からの訪日客急増を受け、見直され、再び、インバウンド効果含む中国市場により、事業は拡大し続けている。今後は経済成長が続く、東南アジア攻略が求められる。(韓国勢は中国市場では経済制裁を受け失墜、挙って東南アジア市場へ大きく舵を切っている)

資生堂は19日、栃木県大田原市に化粧水などスキンケア商品を生産する新工場を設立すると発表した。2019年度中の稼働を目指す。訪日外国人旅行者の需要増などを見込み、普及価格帯の商品を強化する狙い。これにより、国内の生産拠点は4カ所となる。

老朽化した現在の大阪工場(大阪市)に代わり、20年までに大阪府茨木市に新設する工場の生産能力を、当初計画の約2倍に引き上げることも発表した。主に高級品の生産を増強し、商品の品ぞろえを広げる。

栃木県に新たに建設する那須工場(仮称)には、最大約400億円を投資。年間約1億2千万個の商品を生産する。採用人数は明らかにしていない。

生産拠点は、国内ではこのほかに掛川工場(静岡県掛川市)と久喜工場(埼玉県久喜市)があり、海外では米国やフランス、中国、ベトナムなどにある。

 

資生堂 業績推移と今期予想
連結/百万円
売上高
営業利益
経常利益
株主利益
2009年3月期
630,256
49,914
52,061
19,373
2010年3月期
644,201
50,350
51,485
33,671
2011年3月期
670,701
44,458
44,480
12,790
2012年3月期
682,385
39,135
39,442
14,515
2013年3月期
677,727
26,045
28,406
-14,685
2014年3月期
762,047
49,644
51,426
26,149
2015年3月期
777,687
27,613
29,239
33,668
2016年3月期
763,058
37,660
37,588
23,210
2017年3月期
850,306
36,780
37,174
32,101
2017年3月予
965,000
56,000
55,000
32,500
・2008年10月リーマンショック、2011年3月東日本大震災、2012年9月尖閣問題で中国反日暴動、通じて国内消費不況
 
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[ 2017年10月19日 ]

 

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