アイコン 10月の首都圏分譲マンション販売戸数3.0%減  価格は上昇

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「不動産経済研究所」によると、10月の首都圏で発売された新築マンション戸数は、2817戸で、前年同月比で▲3.0%減って2ヶ月連続で減少した。
また、マンション1戸当たりの平均価格は5586万円で、前年より3.3%、金額にして180万円値上がりした。
(地価の上昇に加え、スーパーゼネコンが空前の営業利益率を上げていることにも起因している。・・・当ネット見解)
◎発売▲3.0%減の2,817戸、契約率60.7%と需給ともに好転ならず。(70%が好不調の境)
◎戸当り価格5,586万円、m2単価81.1万円。単価の上昇は7ヶ月連続。

1、10月の新規発売戸数は2,817戸。対前年同月(2,903戸)比▲3.0%減、対前月(2,978戸)比▲5.4%減。
規発売戸数に対する契約戸数は1,709戸で、月間契約率は60.7%。前月の64.9%に比べて▲4.2ポイントダウン、前年同月の61.6%に比べて▲0.9ポイントダウン。

2、10月の地域別発売戸数と契約率、
★東京都区部1,276戸(全体比45.3%、前年同月比2.2%増、契約率68.3%)、
都下357戸(同12.7%、▲12.7%減、契約率42.6%)、
神奈川県623戸(同22.1%、▲23.4%減、契約率67.4%)、
埼玉県 412戸(同14.6%、176.5%増、契約率44.9%)、
千葉県 149戸(同5.3%、▲47.5%減、契約率53.7%)。
東京都のシェアは58.0%。

3、10月の1戸当り平均価格、1m2当り単価は、5,586万円、81.1万円。
2017年9月は5,823万円、84.6万円であったので、前月比総額では▲237万円(4.1%)のダウン、m2単価は▲3.5万円(4.1%)ダウン。
前年10月は5,406万円、79.3万円であったので、前年同月比総額では180万円(3.3%)のアップ、m2単価は1.8万円(2.3%)アップ。

4、10月の地域別平均価格、1m2当り分譲単価は以下のとおり。
★東京都区部 6,491万円、101.3万円(0.6%アップ、1.1%アップ)、
都下 4,744万円、64.0万円(▲6.5%ダウン、▲11.5%ダウン)、
神奈川県 5,529万円、74.9万円(16.7%アップ、10.5%アップ)、
埼玉県 4,076万円、56.9万円(▲1.9%ダウン、▲1.6%ダウン)、
千葉県 4,270万円、61.8万円(10.6%アップ、20.5%アップ)。

5、10月末現在の翌月繰越販売在庫数は6,122戸で、2017年9月末現在の6,081戸に比べて41戸の増加。2016年10月末残戸数は6,366戸。

6、11月の発売戸数は3,500戸の見込み(’16年11月 2,701戸、’15年11月 3,496戸、’14年11月 3,337戸、’13年11月 5,006戸)。

 

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[ 2017年11月17日 ]

 

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