アイコン 基準地価 鹿児島市の商業地10年ぶり上昇

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鹿児島市内の商業地は、再開発への期待の高まりを背景に10年ぶりに価格が前の年を上回った。
7月1日時点で都道府県が行った調査を国土交通省がまとめたもので、県内420地点の1平方メートルあたりの土地の取り引き価格が公表された。
その結果、「商業地」の価格は平均で7万6700円、前年を▲2.3%下回り26年連続して下落した。
「住宅地」の価格は、平均で2万7300円、前年より▲2.0%下回り20年連続で下落した。

「商業地」で最も高かった地点は、いずれも鹿児島市で「東千石町」の土地が64万5000円、次いで「山之口町」の土地が33万3000円、「中央町」の土地が33万2000円となっている。

一方、「住宅地」で最も価格が高かったのは、いずれも鹿児島市で「上荒田町」の土地が21万7000円、次いで「上之園町」、「荒田1丁目」、「荒田2丁目」の土地が21万4000円。

前年から価格が上昇に転じた地点は、鹿児島市や奄美市の19ヶ所で、「商業地」「住宅地」ともに下落の幅は、前年よりも縮小している。

<鹿児島市の商業地10年ぶり上昇>計画の再開発により上昇
鹿児島市の「商業地」は、平均価格が22万4400円で、前年を0.3%上回り、平成19年以来10年ぶりに上昇に転じた。
県内全体では、少子高齢化や過疎化の影響で土地の需要は弱い状態が続く一方、土地取引の現場では、長年続いてきた価格の下落が底値をついて下げ止まり始めていることから、前年より下落の幅が減少している。
特に、鹿児島市内では、天文館や高麗町の市交通局跡地など、活発化する再開発への期待や、市立病院の移転など生活の利便性の向上が、土地の需要を高めている。

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[ 2017年9月20日 ]

 

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