アイコン 近畿圏の8月の分譲マンション販売状況 大阪市内契約率85%と絶好調

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不動産経済研究所が発表した近畿圏の8月の分譲マンションの販売状況は次のとおり。

◎発売は1.9%減の1,215 戸、2 カ月ぶりに前年同月を下回る。
◎契約率は80.0%、8ヶ月連続の70%超で販売は好調を維持。
◎m2単価は3 カ月連続のアップ。契約率は80.0%で引き続き絶好調。

1、8月の新規発売戸数は1,215 戸。
対前年同月(1,238 戸)比23 戸、1.9%減、対前月(1,832 戸)比617 戸、33.7%減。

2、8月の地域別発売戸数は、
大阪市部572戸(全体比47.1%、前年同月比145.5%増)、
大阪府下273戸(同22.5%、▲27.4%減)、
神戸市部148戸(同12.2%、▲12.4%減)、
兵庫県下113戸(同9.3%、0.9%増)、
京都市部87戸(同7.2%、▲62.7%減)、
京都府下18戸(同1.5%、80.0%増)、
奈良県2戸(同0.2%、▲90.5%減)、
和歌山県2戸(同0.2%、前年供給なし)
滋賀県での発売はなかった。

3、8月の新規発売戸数に対する契約戸数は972戸で、月間契約率は80.0%。前月の73.6%に比べて6.4 ポイントのアップ、前年同月の73.8%に比べて6.2 ポイントのアップとなっている。

4、8月の地域別契約率は、
大阪市部85.1%、
大阪府下85.7%、
神戸市部74.3%、
兵庫県下54.9%、
京都市部69.0%、
京都府下88.9%、
奈良県100%、
和歌山県50.0%。

5、8月の1戸当り平均価格、1 m2当り単価は、3,549 円、59.6 万円である。前年同月比は戸当り価格は2ヶ月ぶりのダウン。m2単価は3ヶ月連続のアップ。
7月は4,264 万円、67.8 万円であったので、前月比総額では715 万円(▲16.8%)のダウン、m2単価は8.2万円(▲12.1%)のダウン。
2016 年8 月は3,913万円、56.2 万円であったので、前年同月比総額では364 万円(9.3%)のダウン、m2単価は3.4 万円(6.0%)のアップ。

6、8月の地域別平均価格、1 m2当りの分譲単価は以下のとおり。
大阪市部3,029 円、69.4 万円、
大阪府下4,024 万円、54.6 万円、
神戸市部3,554 万円、47.5 万円、
兵庫県下4,341 万円、59.5 万円、
京都市部4,382 万円、59.9 万円、
京都府下3,950 万円、54.3 万円、
奈良県3,534 万円、48.7 万円、
和歌山県2,845 万円、40.6 万円。

7、8月末現在の継続販売在庫数は2,192 戸で、2017年7月末現在の2,344 戸に比べて152 戸の減少。

8、9月の発売戸数は1,700 戸程度の見込み(’16 年9 月1,870 戸、’15 年9 月1,798 戸、’14 年9 月1,829 戸、’13 年9 月3,671 戸)。
以上、

近畿圏の場合、高額の超高層マンションが販売された場合、全体への影響が価格・単価ともに大きくなる。
契約率が高いのは、特に販売戸数が高シェアの大阪市部、大阪府下が85%を超得ているため。

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[ 2017年9月14日 ]

 

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