アイコン 7月の首都圏の分譲マンション 3ヶ月ぶり微増 価格大幅上昇/不動産経済研究所

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不動産経済研究所が発表した2017年7月の首都圏の分譲万章の販売状況は次のとおりになっている。
 ◎発売3,426戸、3.3%増と3ヶ月ぶりの増加。契約率も好不況の境目の70%を超え71.9%に回復。
 ◎高額物件の発売が相次ぎ、戸当り価格は6,562万円、m2単価95.2万円と大幅上昇。
 ◎超高層物件(20階以上)は12物件705戸(220.5%増)、契約率88.2%と金持ちによる契約率の高さが際立っている。
 

<販売戸数>
1、7月の発売は3,426 戸、前年同月(3,317 戸)比3.3%増、前月(2,284 戸)比50.0%増。

2、7月の地域別発売戸数は、
東京都区部1,863 戸(全体比54.4%、前年同月比42.3%増)、
都下211 戸(同6.2%、33.0%減)、
神奈川県940 戸(同27.4%、14.7%減)、
埼玉県294 戸(同8.6%、10.5%増)、
千葉県118 戸(同3.4%、63.7%減)となっている。
東京都のシェアは60.5%。

<契約率>
3、契約率は71.9%、前年同月比8.6 ポイントアップ、前月比では4.7 ポイントアップ。
’17 年6 月67.2%、5 月72.2%、4 月66.3%、3 月66.2%、2 月68.4%、1 月61.6%、’16 年12 月76.6%、11 月62.5%、10 月61.6%、9 月72.0%、8 月66.6%、7 月63.3%。

4、7月の地域別契約率は、
都区部73.4%、
都下55.0%、
神奈川県80.7%、
埼玉県62.6%、
千葉県33.1%。

<販売平均単価>
5、7月の1 戸当り平均価格、1 m2当り単価は、6,562 万円、95.2万円である。
  2017 年6 月は5,642 万円、84.0 万円であったので、前月比総額では920 万円(16.3%)のアップ、m2単価は11.2 万円(13.3%)アップしている。
  2016 年7 月は5,656 万円、80.6 万円であったので、前年同月比総額では906 万円(16.0%)のアップ、m2単価は14.6 万円(18.1%)アップしている。

6、7月の地域別平均価格は、1 m2当り分譲単価は以下のとおり。
都区部や神奈川で超高層の高額物件の販売が相次いだ。
東京都区部7,379 万円、111.1万円(10.3%アップ、10.8%アップ)、
都下5,684 万円、80.2 万円(7.3%アップ、11.5%アップ)、
神奈川県6,143 万円、85.6 万円(22.3%アップ、21.8%アップ)、
埼玉県4,257 万円、58.4 万円(16.4%ダウン、17.0%ダウン)、
千葉県4,330 万円、59.3 万円(2.8%ダウン、0.2%ダウン)。

8、7月の超高層物件(20階以上)は12物件705戸(220.5%増)、契約率88.2%(前年同月14物件220戸、契約率54.1%)。

<在庫>
9、7月末現在の翌月繰越販売在庫数は6,314 戸で、2017 年6 月末現在の6,210 戸に比べて104 戸の増加。2016 年7 月末残戸数は6,498 戸。

<8月の見込み>
10、8月の発売戸数は2,500 戸の見込み(’16 年8 月1,966 戸、’15 年8 月2,610 戸、’14 年8 月2,110 戸、’13 年8 月4,145 戸)。
以上、

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[ 2017年8月17日 ]

 

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