アイコン 追報:ヒロセ電子システム(株)(東京)、エビス電子(株)(群馬)/自己破産申請へ

 

 
 

医療用・美容用電子機器製造のヒロセ電子システム(株)(東京都渋谷区恵比寿南1-9-6、代表:秋山清)と関連のエビス電子(株)(群馬県安中市松井田町二軒在家573-1、代表:渡邊良典)は9月2日、事後処理を金井暁弁護士(電話03-6261-2501)に一任して、自己破産申請の準備に入った。

負債額はヒロセ電子システムが約62億円、エビス電子が約4億。

ヒロセ電子システムは昭和43年創業の医療機器メーカー。医療用各種自働計測器や美容機器および産業用の制御コントローラーを製造し、大手医療や産業機器メーカーなどへ卸し、平成30年9月期には約61億5000万円の売上高を計上していた。

しかし、同社が製造した美顔器から発火問題が発生(設計ミス)、納品先メーカーから損害賠償を請求されるなどし、信用失墜、資金繰りを急激に悪化させ、今回の事態に至った。

同社の製造部門を担当していたエビス電子も連鎖した。

 

消費者庁:2019年4月16日

「平成31年2月17日美顔器を焼損する火災が発生した。当該製品に起因するのか、他の要因かも含め、現在、原因を調査中。事業者が重大製品事故として認識したのは平成31年3月7日報告書の提出期限を超過していることから事業者に対し厳重注意」とある。

[ 2019年9月 4日 ]
 

 

 


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