アイコン 鍛治田産業(株)(東京)/破産手続き開始決定

 

 

バルブ製造加工の鍛治田産業(株)(東京都荒川区西日暮里)は9月2日、東京地方裁判所において、破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には、佐々木茂弁護士(電話03-3262-8844)が選任されている。

負債額は約4億円。

同社は昭和38年12月設立の産業用バルブ製造加工業者。主力受注先の親会社が変更になり、受注が減り、最近ではアベノミクスでボロ儲けしている産業界は設備投資に入らず、以前は5億円前後あった売上高も平成30年9月期には1億円台まで落ち、赤字が続き、債務超過に陥り、今回の事態に至った。

追、アベノミクスは雇用増をもたらし、空前の利益を企業にもたらしたが、設備投資も更新需要中心、従業員の賃金は増加させず労働コストは下げ続け、企業の空前の内部留保と国の借金を増やしただけかもしれない。民間ではお金が回らず、国の借金による資金を世の中にばら撒き回しているのが実情か。

[ 2019年9月 6日 ]

 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

関連記事

 

 



PICK UP


PICK UP - 倒産