アイコン 追報:要約版 (株)マルコス(東京)/破産開始決定

 

 

破綻企業:(株)マルコス

所在地:東京都港区西新橋2-35-2、
代表:小杉敏弘
設立:平成25年1月
資本金:9900万円
売上高:(平成30年10月期)約75億円
業種:シャンプー、化粧品、カラコンなどの販売業
破綻:8月23日弁護士に事後処理を一任。
申請裁判所:東京地方裁判所

申請内容:自己破産申請/令和元年9月25日申請

申請代理人:杉山真一弁護士(東京都新宿区四谷3-2-1、原後綜合法律事務所、電話03-3341-5271)ほか。

破産開始日:令和元年9月27日破産手続きの開始決定。
破産管財人:田川淳一弁護士(功記総合法律事務所、中央区築地1-10-7、電話03-6226-0632)。

負債額:約53億円。

破綻事由:
同社は、販促にタレントを起用するなどイベントを多用し、10代~20代を主なターゲットに大手量販店などで、大手メーカーから仕入れた商品を独自の陳列方法で提案営業し、業績が浅いながら売上高を急伸させてきた。営業の勢いに乗り、大阪や福岡にも進出、物流センターも千葉や埼玉に構築していた。

しかし、経費増に採算性は悪く、営業所や物流センターの費用が重荷になり、これまでのように売上高も消費不況の浸透から伸びず、急速に資金繰りを悪化させ、今回の事態に至った。

急成長に金融機関による資金的なバックが希薄だったようだ。

[ 2019年10月 3日 ]

 

 

 


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