仏製薬サノフィの日本法人200人削減へ サノフィジャパン
仏製薬会社サノフィの日本法人が約200人の人員削減を計画している。事情に詳しい関係筋が明らかにした。サノフィは数ヶ月前にフランスとドイツで約500人削減すると表明している。
関係筋によると、日本法人の人員削減では、営業のほか、IT(情報技術)関連部門や人事部門も対象となる見通し。
サノフィの広報は、「サノフィ・ジャパンは、外部環境の変化に対応し、継続的成長に向けてビジネスモデルを転換するため、希望退職者を募集する計画である」と述べた。詳細は明らかにしなかった。
以上、
世界の大手製薬会社は、主力医薬品が特許切れになる中、有力医薬品開発会社を超高額で買収を続け、超高額医薬品を生み出してきた。
ここでも米トランプが医薬品価格について高すぎる、規制すると問題視した発言を無し、いっぺんにM&Aは縮小した。そうした中行われたのが武田薬品のシャイアー7兆円での買収だろうか。
超高額での買収は、結果、薬価に反映させて回収にかかるしかなく、世界の富裕層だけの医薬品になってしまうほかなく、それでは回収もおぼつかない。
超高額医薬品は本末転倒の医薬品メーカーの暴走でしかない。
トランプが問題視しなかったら、世界の誰が問題視しただろうか。恐ろしくなる。
[ 2019年10月 1日 ]