大和ハウス 中間決算 増収増益 中国221億円不正行為
同社中間期について、住宅市場では、新設住宅着工戸数で持家・分譲戸建が増加したものの、貸家・マンションが減少し、全体でも前年比マイナスとなった。
一般建設市場においては、建築着工床面積で倉庫・病院等が増加する一方、工場・店舗等がそれぞれ減少し、全体でも前年比マイナスとなった。
このような経済状況下、当社グループは、本年度より開始した3ヶ年計画「大和ハウスグループ第6次中期経営計画」に基づき、積極的な不動産開発投資を行い、ビジネス分野(商業施設・事業施設事業)の拡大や、海外展開の加速に取り組んだ。また、ガバナンスの強化策として、事業執行への権限委譲及び役割責任の所在の再定義や、グループ各事業・地域により異なるリスクへの組織対応力強化等、将来の成長に向けた体制の再構築を検討してきたとしている。
なお、中国における関連会社の不正については、
これを受けて、同社は、本件不正行為への関与が疑われる同社取締役2名及び出納担当者1名(いずれも合弁先である大連中盛集団有限公司から派遣されている取締役および出納担当者)を、3月12日、中華人民共和国の捜査当局に刑事告訴し、捜査当局は、3月14日、本件不正行為にかかる捜査を開始しているとしている。
大連大和中盛房地産有限公司において、会社資金14.15億元(約221億円/1元は15.65円)が不正に引き出された。
大和ハウス 第2四半期(中間決算)
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連結/百万円
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売上高
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営業利益
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←率
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経常利益
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株主利益
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19/3期Q2
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1,983,326
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189,586
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9.6%
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191,741
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131,481
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20/3期Q2
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2,179,389
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209,324
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9.6%
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207,910
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147,390
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20Q2/19Q2比
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9.9%
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10.4%
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8.4%
|
12.1%
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20/3期予想
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4,350,000
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383,000
|
8.8%
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378,000
|
253,000
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20予/19期比
|
5.0%
|
2.9%
|
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5.2%
|
6.6%
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19/3期
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4,143,505
|
372,195
|
9.0%
|
359,462
|
237,439
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18/3期
|
3,795,992
|
347,141
|
9.1%
|
344,593
|
236,357
|
17/3期
|
3,512,909
|
310,092
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8.8%
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300,529
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201,700
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[ 2019年11月 8日 ]