倒産情報

アイコン 【埼玉】旧「紅葉堂」のDDYDが特別清算 カステラ事業はOICグループ傘下の別法人で継続


カステラ・焼き菓子メーカー「紅葉堂」旧運営法人の(株)DDYD(埼玉県比企郡嵐山町、法人番号:1030001071342)が、2026年9月2日、さいたま地裁熊谷支部から特別清算開始決定を受けた。

事件番号は令和8年(ヒ)第2号。

DDYDは、2024年10月まで「株式会社紅葉堂」を名乗っていた法人。ただし、現在カステラや焼き菓子を製造・販売している「株式会社紅葉堂」は法人番号の異なる別法人で、OICグループ傘下で事業を継続している。

今回の特別清算は旧運営法人のDDYDを対象としたものであり、現在の紅葉堂や同社の商品・工場直売事業が特別清算入りしたものではない。

DDYDは旧「株式会社紅葉堂」

法人番号情報によると、今回特別清算開始決定を受けたDDYDの法人番号は1030001071342。本店は埼玉県比企郡嵐山町に置かれている。

同法人は従来「株式会社紅葉堂」を商号としていたが、2024年11月1日付で「株式会社DDYD」へ商号変更した。

国の事業再構築補助金の採択資料にも、法人番号1030001071342の株式会社紅葉堂が製造業として掲載されており、カステラをはじめとする菓子の製造技術を活用したチーズケーキの製造・販売計画を進めていたことが確認できる。

旧紅葉堂は、カステラを中心に、どら焼き、饅頭、焼き菓子などを扱ってきた菓子メーカーだった。

 

スポンサーリンク
 
 

1946年創業のカステラメーカー「紅葉堂」

紅葉堂の事業の起源は1946年(昭和21年)。東京都内で「紅葉堂本舗」として創業し、長崎カステラを中心とする菓子製造を開始した。

1951年に法人化し、1969年に株式会社紅葉堂へ改組。1981年には本社・工場を埼玉県比企郡嵐山町へ移転した。

嵐山町の工場ではカステラをはじめ、どら焼き、饅頭、カップケーキなどの半生菓子・焼き菓子を製造し、OEM受託にも対応してきた。

紅葉堂ブランドでは国産原料などにこだわったカステラを展開し、生協、高級スーパー、老舗日本料理店などにも商品を供給。工場直売や催事販売なども行ってきた。

なお、これらの事業やブランドは現在の別法人「株式会社紅葉堂」に引き継がれており、DDYDの特別清算によって現在の商品販売が終了したという意味ではない。

2024年にOICグループへ 法人を切り替え

紅葉堂をめぐって大きな動きがあったのが2024年秋だった。

OICグループは2024年10月31日、株式会社紅葉堂が同グループに参画したと発表。紅葉堂側も翌11月1日、OICグループのグループ会社として新たなスタートを切ったことを公表した。

法人番号情報を確認すると、この時期に2社の商号が同時に動いている。

日付 法人・動き
2024年9月 法人番号1030001162298の「株式会社カルビ」が新設
2024年10月31日 紅葉堂のOICグループ参画を発表
2024年11月1日 旧紅葉堂(法人番号1030001071342)が「DDYD」へ商号変更
2024年11月1日 株式会社カルビ(法人番号1030001162298)が「株式会社紅葉堂」へ商号変更
2026年9月2日 DDYDが特別清算開始決定

現在の株式会社紅葉堂は法人番号1030001162298で、DDYDとは別法人。同じ嵐山町の所在地でカステラ・焼き菓子事業を継続している。

ただし、旧法人から新法人へ事業を移す際に用いられた法的な手法については、公開情報だけでは確認できない。株式譲渡、事業譲渡、会社分割など具体的なスキームを断定することはできない。

現在の「紅葉堂」は営業を継続

現在の紅葉堂公式サイトでは、2026年4月にも工場直売店の営業時間変更を告知しており、紅葉堂ブランドによる事業が継続していることが確認できる。

事業内容は菓子製造・販売、OEM受託、店舗運営、商品開発、デザイン制作など。カステ

スポンサーリンク
  

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧