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アイコン 【大阪】環境技術のワンワールドが破産 廃棄物再資源化「アーバンリグ」海外実証に参画、資本金9000万円


大阪市平野区の環境関連技術会社、(株)ワンワールドが大阪地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。

破産手続き開始決定は2026年9月14日。事件番号は令和8年(フ)第3276号で、財産状況報告集会などの期日は12月10日午後3時に設定されている。

同社は廃棄物の資源回収や排気物浄化、有害廃棄物処理などの環境関連技術を手掛け、過熱水蒸気を利用した処理技術の開発を進めていた。2023年には、廃棄物処理装置「アーバンリグ」のカンボジアでの実証事業にも参画していた。

 

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過熱水蒸気を利用した環境技術を展開

ワンワールドは2007年7月設立。資本金は9,000万円で、大阪市平野区に本店を置いていた。

同社公式サイトでは、資源回収技術、排気物浄化技術、有害廃棄物処理技術などを事業分野として掲げている。

なかでも特徴としていたのが、過熱水蒸気を応用した廃棄物処理技術。廃棄物を単に焼却・減容するのではなく、処理対象物から資源を回収するシステムの構築を進めていた。

環境関連技術を中心に開発型の事業を展開しており、一般的な廃棄物処理会社とは異なり、処理装置や資源化技術の開発を事業の柱としていた。

カンボジアで「アーバンリグ」の実証事業

2023年には、北九州市の支援を受け、綜合建物サービス(株)とともに、カンボジア・シェムリアップ市で無分別廃棄物の再資源化実証事業を実施している。

実証では、過熱水蒸気を使って廃棄物を処理する装置「アーバンリグ」の現地導入を目指しており、シェムリアップ州や同市の行政関係者らが参加する式典も行われた。

ただし、「アーバンリグ」については別法人も技術開発や事業に関係していることが確認されている。このため、同装置をワンワールド単独のブランドや現在の同社運営事業として扱うことはできない。

今回の破産はワンワールドについてのものであり、「アーバンリグ」関連事業全体や他の関係法人が破産したことを意味するものではない。

負債額や破綻原因は確認できず

公開情報からは、事業停止の時期や負債総額、今回の破産に至った具体的な資金繰り悪化の経緯などは確認できていない。

同社公式サイトは現在も閲覧できる状態だが、破産手続き開始決定後も事業を継続していることを示すものではない。

株式会社ワンワールドの概要

法人名 株式会社ワンワールド
法人番号 3010001113482
所在地 大阪府大阪市平野区
設立 2007年7月
資本金 9,000万円
主要事業 資源回収技術、排気物浄化技術、有害廃棄物処理技術、過熱水蒸気を利用した環境技術など
破産手続開始決定

 

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