【栃木】住宅リフォームの越雲建築社が破産 9月に弁護士一任、外壁塗装・屋根補修などを展開
住宅リフォームや外壁・屋根塗装工事を手掛けていた(株)越雲建築社(栃木県下都賀郡壬生町)が、2026年10月9日、宇都宮地裁から破産手続開始決定を受けた。事件番号は令和8年(フ)第628号で、破産管財人には海老原輝弁護士が選任された。負債総額は明らかになっていない。
同社は2021年4月設立の建築・リフォーム業者。栃木県宇都宮市周辺を営業エリアとし、住宅の外壁塗装や屋根補修、雨漏り対策、水回りのリフォーム、外構工事、太陽光発電設備の設置などを幅広く手掛けていた。
2026年9月1日には信用調査関連メディアで弁護士への事後処理一任が報じられており、その後、10月9日付で破産手続開始決定を受けた。
2021年設立、住宅リフォームから新築まで対応
越雲建築社は2021年4月1日に設立。資本金は1,000万円で、会社の公式サイトでは従業員数を5人と紹介していた。ただし、従業員数は過去の公表値であり、破産開始決定時点の在籍人数ではない。
住宅の修繕・改修工事を中心に、新築住宅の施工や水回りのリフォームなどを展開。老朽化した住宅の外壁や屋根の補修、雨漏り対策に加え、間取り変更、増改築、ユニットバスの交換など、住宅全般の工事に対応していた。
屋根工事では、既存屋根を撤去せずに新たな屋根材を重ねるカバー工法や瓦屋根の補修、漆喰工事などを紹介。床下環境の改善では、シロアリ防除、防腐・防カビ対策、調湿処理なども手掛けていた。
また、住宅の外構工事では、カーポートやウッドデッキ、門扉、土間工事などを展開。太陽光発電パネルや蓄電池の設置にも対応しており、住宅の維持管理から省エネルギー設備まで取り扱っていた。
外壁塗装や太陽光設備などの施工実績を公開
同社の公式サイトには、過去の住宅リフォームや外壁塗装などの施工事例が掲載されている。
外壁塗装では、シリコン塗料による下塗り・中塗り・上塗りの工程や、破風、軒天、シーリングなどを含む改修工事を紹介。築10年程度の木造住宅や築20年程度の鉄骨造住宅における、外壁・屋根・基礎部分の塗装事例なども掲載していた。
住宅設備関連では、既存のユニットバスを撤去してTOTO製の浴室設備へ交換した事例を紹介。外構工事では、LIXIL製カーポートの設置と、長州産業製の7.1キロワット太陽光発電システムを組み合わせた施工事例も公開していた。
また、屋根の雨漏り補修やコーキング工事など、建物の劣化状況に応じた改修工事も手掛けていた。
2023年11月から12月には、宇都宮市内の住宅で行った屋根・外壁塗装に関する施工事例や顧客の声を複数公開しており、地域の住宅所有者向けに工事実績を紹介していた。
9月に弁護士一任、10月に破産開始決定
こうした住宅関連工事を手掛けていた越雲建築社だが、2026年9月1日付の東京経済ニュースで、弁護士への事後処理一任が報じられた。
その後、2026年10月9日に宇都宮地裁から破産手続開始決定を受けた。
破産管財人には海老原輝弁護士が選任され、財産状況報告集会、廃止意見聴取、計算報告などの期日は2026年12月25日午前10時40分に指定されている。
具体的な事業停止日や破産に至った経緯、負債総額、直近の売上高などは確認できていない。
また、破産開始決定時点で進行中だった工事の有無や、契約済み顧客への対応、アフターサービスの引き継ぎについても明らかになっていない。
同社の公式サイトには施工実績や営業案内が残っているが、これらは過去の事業内容を示すものであり、破産開始決定後の営業継続を意味するものではない。
会社概要
| 法人名 | 株式会社越雲建築社 |
|---|---|
| 所在地 | 栃木県下都賀郡壬生町 |
| 法人番号 | 5060001033567 |
| 設立 | 2021年4月1日 |
| 資本金 | 1,000万円(会社公表値) |
| 従業員数 | 5人(過去の会社公表値) |
| 主な事業 | 住宅リフォーム、新築、外壁・屋根塗装、雨漏り補修、外構工事、太陽光発電設備設置など |
| 破産前の動き | 2026年9月1日、弁護士一任が報道される |
| 負債総額 | 確認できず |
| 法的手続 | 2026年10月9日、宇都宮地裁で破産手続開始決定 |
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