FNNニュースが集計した20日12時20分現在の感染者集計情報では、全国で10782人、死者数239人となっている。
中でも東京都は3000人を突破し3082人となっている。
なお、NHKでは16時35分現在、20日都内で102人が新たなに感染し、累計3184人になったと報道している。
東京より初期感染時期が2週間ほど遅いシリコンバレーがあるサンタクララ郡、スタンフォード大が、住民ごとに計3300人の血液を採取して新コロナの抗体検査を実施したところ、現行発表の感染者数より50倍多いと推計されている。
東京の場合、50倍を大きく超えると見られ、すでに15万人以上が感染しているものと見られる。抗体を持った人たちは感染せず、感染もさせない。
経済を軌道に乗せるには、そうした人たちを最優先して就労に付かせるべきだろうが、大規模調査できる環境にない。4月6日時点の全国保健所を集計した検査可能数は日に5000件にも満たないと厚労省が発表している。それが日本の貧困国並みのわびしい現実だ。
その後、日々の検査数は増加したようで、瞬間的に1日だけ1万件を少し超えたが、最近ではまた5000件を下回っている日が続いている。抑制させているのは検査の現場を司る医師会が医療崩壊を招くからだとしている。そうした結果がこんにちの医療崩壊の危機を招いている。