アイコン 米モデルナ社の新コロナワクチン 第2段階治験へ

Posted:[ 2020年5月 8日 ]

米バイオベンチャーのモデルナは7日、同社が手掛ける新型コロナウイルス向けRNA(リボ核酸)ワクチンが近く、治験の第2段階に入ると発表した。
4月末に米FDAに提出していた治験計画が承認された。スイスの製薬会社ロンザと1日に協業を発表しており、治験と並行して生産開始に向けた準備も進める。

モデルナは米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)と協力し、国際的な官民組織、感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)の支援を得て新型コロナの有力なワクチン候補「mRNA-1273」を開発している。
3月にワシントン州の病院で第1段階の治験を開始していた。



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今回発表した第2段階の治験では、成人600人を対象に2種類のワクチン候補を異なる用量で投与し、安全性や有効性を調べる。
20年夏をめどに、開発の最終段階に当たる治験の第3段階に入ることを見込んでいる。
ロンザとのワクチン生産での協業は10年間の契約。米生物医学先端研究開発局(BARDA)の資金援助を得て、まずロンザが持つ米国とスイスの製造拠点で新型コロナ向けワクチンの生産体制を整える。
7月には最初の出荷を見込んでおり、2021年以降は年間10億本規模の生産能力確保を目指す。
以上、

米国では、米J&Jのワクチンも有力視され、米ファイザーも臨床試験に入っている。
英国ではオックスフォード大学のワクチンが進んでいる
ドイツではバイオンテック社や米政府が買収に動いたキュアバック社の開発も進んでいる。
中国でも多くの研究所でワクチン開発が進められている。

日本の新コロナワクチン開発状況
10年かかるところ、緊急事態1年未満で・・・
アンジェスは、大阪大発ベンチャー、有するプラスミドDNA製法技術活用、実験用サルを持つ新日本科学と提携している。
アイロムGは、国立感染症研究所と組み、所有するセンダイウイルスベクターを活用
アイロムは上海公衆衛生臨床センターとも組んでいる
東京大学は、日本医療研究開発機構(AMED)支援のプロジェクトで開発中(開発の拙速は避けたい意向表明/東大は政治家や官僚の養成大学として創立された経緯がある。石橋たたいても渡らぬ官僚体質)

こうした開発は、臨床を大規模化するごとにいろいろな問題が生じ、クリアーできず、成功事例は意外と少ない。

 

 


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