スウェーデンのファストファッション大手Ｈ＆Ｍは１日、来年、新規出店と閉鎖店の差し引き２５０店を閉鎖する計画を明らかにした。

新コロナの感染拡大を受け、オンライン販売が増えていることが背景。

同時に発表した第３・四半期（６～８月）決算は利益が予想を上回った。

第３・四半期（６～８月）の税引前利益は２３億７０００万スウェーデンクローナ（２億６５６０万ドル）。前年同期は５０億１０００万クローナ、市場予想は２０億３０００万クローナだった。

９月の販売は現地通貨建で前年比▲５％減。６～８月は▲１９％減だった。

Ｈ＆Ｍは数十年かけて世界中に店舗網を広げてきたが、来年、現在の店舗数の５％に相当する２５０店舗を差し引きで閉鎖する計画。

オンライン販売の流れを背景に、過去数年は閉鎖店舗数が新規出店数を上回っている。同社は９月の販売について、引き続き新コロナの影響から回復が進んでいると表明している。

ヘレナ・ヘルマーソン最高経営責任者（ＣＥＯ）は「厳しい状況はまだまだ続いているが、最悪期は脱したとみている」と述べた。
以上、

ロックダウンを一切していないスウェーデンは別にしても、９月はどこの国も二次感染拡大で消費の回復は鈍いのだが・・・、ネット販売高が大幅に上昇しているのだろうか。