アイコン 愛媛大の三宅吉博教授ら、子供の多動問題は妊婦のマグネシウム摂取で予防効果

Posted:[ 2021年4月 1日 ]

愛媛大大学院医学系研究科の三宅吉博教授(疫学・予防医学)らの研究グループが、妊娠中の母親のマグネシウム摂取が生まれる子供の多動問題に予防的な効果がある可能性があるとする研究成果をまとめ、学術誌の電子版に掲載された。
同大は「これまで妊娠中の亜鉛、マグネシウム、鉄、銅、マンガン摂取と生まれた子の行動的問題との関連を調べた疫学研究はない」としている。



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三宅吉博教授らが主導した研究チーム(国立保健医療科学院、東京大学、琉球大学)が、世界で初めて妊娠中の、
「葉酸摂取が生まれた子の低い向社会的行動に」、
「ビタミンB6摂取が多動問題と低い向社会的行動に」、
「ビタミンB2摂取が情緒問題に」
予防的であることを示す研究成果を発表し、学術誌「Nutritional Neuroscience」の電子版に2018年11月19日に公表していた。

三宅吉博教授は福岡大学時代の2009年から「九州・沖縄母子保健研究」を開始。産婦人科医を訪れる妊婦に依頼し、栄養など生活習慣に関する調査票に記入してもらう方法で、1757人の妊婦が参加、▽子供が生まれたとき、▽生後4ヶ月、▽同1年、▽同2年、▽同3年、▽同4年、▽同5年と追跡調査を行ってきたが、今回の研究はこのうち5歳時の追跡調査内容を活用した。
統計学の手法を取り入れている。

いろいろ組み合わせも必要なようだ。

 

 


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