アイコン 独ビオンテック mRNA技術でがん細胞消滅 仏サノフィと臨床試験中


 新型コロナウイルス感染症に対する米ファイザー製ワクチンは独ビォンテックが開発した技術をファイザーが提携して大量生産を図っているもの。
元の技術はビォンテックのmRNA技術、そのmRNA技術を応用してマウス実験ながらがん細胞をほぼ完全に消滅させたと発表した。
現在は、人を対象とした臨床試験を行っていることを科学ジャーナル「Science Translational Medicine(サイエンス仲介医学)」で明らかにした。

 研究チームは、まず、がん細胞を攻撃するために、免疫細胞が作り出すサイトカインと呼ばれるたんぱく質を4種作るよう細胞に指示するmRNA混合物を作成した。
サイトカインは、免疫調節に関与するたんぱく質で、種類は数百にのぼる。
研究陣が作ったmRNAには、がんと戦う免疫システムを支援するとされているインターロイキンやインターフェロンアルファを含む4種類のサイトカインを作る指針が記されている。

サイトカインは、主にタンパク質からできており、細胞から生産・分泌される物質。サイトカインは細胞同士の情報を伝達し、免疫細胞を活性化させたり抑制したりするはたらきを持つ。

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 研究陣は、このmRNAを20匹のマウスの黒色腫(悪性皮膚がんの一種)の細胞に注入。すると、腫瘍内の免疫細胞がサイトカインを大量生産しはじめ、免疫反応が活発に起きた。
40日も経たないうちに、20匹中19匹からがん細胞が完全に消えた。
 
今回の研究の協力企業であるフランスの大手製薬会社サノフィが行ったもう一つの実験では、黒色腫と肺がんに両方かかっているマウスに対してこの治療法を用いた。
ただし、mRNAは皮膚がんの一種である黒色腫細胞にのみ投与。ところが、この実験でも黒色腫だけでなく、肺がん細胞も抑制された。

サノフィのティモシー・バゲナール博士は「メッセンジャーRNAによって活性化した免疫細胞が、遠く離れている腫瘍まで移動したためとみられる」と述べた。
マウス実験でこの治療法の副作用は現われておらず、治療期間中にマウスの体重が減ってもいないと研究陣は付け加えた。
 
現在、ビオンテックとサノフィは現在、黒色種、乳がん、その他の固形がんを患っている231人の患者に対して臨床試験を行っており、mRNA混合物の安全性を検証している。
初の発表となる17人の患者の試験の中間結果によると、深刻な副作用は見られなかったという。
研究陣は今後、この治療法がどれほど効能を発揮するかを臨床試験で確認する予定。
 
ただ、この治療法の弱点は、mRNAを腫瘍に直に注入しなければならないという点。したがって現在のところは、皮膚がんや乳がんなど皮膚に近いところにある腫瘍にのみ、この治療法を用いることができる。

今後は、超音波をはじめとする他の技術を使えば、より奥深いところにあるがん細胞にも用いることができると研究陣は期待している。
以上、

がんは20年前、10年もすれば克服されるとされたが、この間、多くの治療薬が製造され、改善されたものの、今だ根本的な治療薬はなく、まだ、がん細胞を切除などにより、がんを克服している患者も多い。

SARS CoV 2による世界のパンデミックにより、緊急承認ワクチンとしてmRNA技術によるワクチンがはじめて承認され、現在のところ、リスクより利益が大きいとして承認されている。米国では正式に承認もされた。
ただ、まだ、副作用も多く、死亡者も発生、その因果関係や死に至るメカニズムも判明していないが、新たなる挑戦の研究は進んでいる。
通常のワクチンのように時間をかけて開発すれば、多くの問題も解消されるものと思われる。まずは作らなければ先には進まない。時代は変わって行く。

日本では1970年当時、国立遺伝学研究所にいた古市泰宏教授が世界に先駆けてmRNAの先端にある情報伝達物質「ギャップ」を発見したものの、後続研究はなされず、米ペンシルベニア大のカタリン・カリコ博士(ハンガリー人)がその可能性に挑んだ。
そして、2005年、mRNAを細胞に取り込ませるのに成功した。
しかし、米国では大手製薬会社などからも評価されず、研究費用も調達できなくなり、2013年に独ビオンテック社に移った。
その研究の成果が今回の新型コロナウイルスに対するワクチンとして応用された。
2社のワクチンの先端にはギャップが組み込まれている。カリコ博士はノーベル医学生理学賞の有力候補といわれている。古市泰宏元教授の研究が基礎になっている。

日本はバブル崩壊後、小泉ライオン丸が聖域なき削減を先導し、企業も未来の米となる研究開発も含めすべてをストップさせてしまった。
そのときから、日本の財政赤字は膨らむばかりになっている。小泉ライオン丸は自民党どころか、その後の将来にわたる日本経済=未来もぶっ壊してしまった。
倅も国際会議で唐突にもSEXY発言するなどTPOを心得ておらず、首相になったら今度は何をぶっ壊すのだろうか。単なる目立ち狩り屋は親からの血であろうが。
親の票田を受け継いだ新お坊ちゃま世代が台頭してきている。単なる人気だけの人物たち、由々しきことだ。憂国。

[ 2021年9月16日 ]

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