自民党長崎県連は、冨岡衆議院議員は73歳、比例復活がない年齢になり、今回の衆院選出馬を断念する意向を伝えことから、公募したところ、冨岡勉議員の長男哲平氏(42/大手銀行勤務)ら11人が応募、水面下で動いていた女性も意欲を燃やしていた。
そこに降って沸いた安倍晋三前首相の秘書の初村滝一郎氏(41)、それも安倍前首相が県連に直接、「うちの秘書が応募するので、しっかりと公正に選考してください」と圧力をかけられ、公募も糞をなくなり、県連は「はいわかりました」でチョン。
長崎県は、西九州新幹線の佐賀県側の全線フル規格化、カジノ誘致など、国の支援がなければ実現できないことが多く、最近、未練があるのかのように口数が多くなってきた安倍前首相という大お上の顔は潰せない。
初村滝一郎氏の父親は、元衆院議員(中選挙区の長崎1区)の謙一郎氏。サラブレッドだが、サラブレッドが勝つとは限らないが、比例復活は可能だろうから、新しい先生がめでたく誕生することには間違いなさそうだ。