アイコン 異常気象 カナダ・バンクーバー雪交じりの大洪水 小麦輸出に支障

Posted:[ 2021年11月17日 ]

カナダ西部ブリティッシュコロンビア州で2日間の集中豪雨により洪水や土砂崩れが発生し、国内最大の港であるバンクーバー港発着の鉄道貨物輸送が全面的に停止した。
穀物や石炭、炭酸カリウムなどを中心に物流が混乱する可能性がある。

現地紙グローブ・アンド・メールは救助当局の話として、バンクーバーの北東160キロに位置するペンバートンの近くでは土砂崩れで自動車が道路から押し流され、死者が出たと報じた。
各地で地すべりが発生、2本の高速道は土砂崩れや土石流で寸断されている。

カナダの2大鉄道会社であるカナディアン・パシフィック・レールウェイ とカナディアン・ナショナル・レールウェイは大規模な洪水の発生を受けて一部路線で運休を強いられている。
バンクーバー港湾局の広報担当者は、同港発着の全ての鉄道輸送が停止しただけでなく、バンクーバーにつながる主要道を含む多数の高速道路が閉鎖されたと明らかにした。



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トルドー首相は、首都オタワで、政府は洪水の発生について非常に懸念しており、可能な限りの支援を行うと述べた。
バンクーバー港の1日当たりの貨物取扱高は5億5000万カナダドル(4億4000万米ドル)に上り、自動車から生活必需品に至るさまざまな貨物の輸送拠点となっている。

洪水による被害で、カナダの小麦と菜種の輸出が一時的に滞った。

ブリティッシュコロンビア州の南にある米ワシントン州でも豪雨により15日に15万世帯以上で停電が発生、住民が避難している。
ブリティッシュコロンビア州の一部では14日だけで1ヶ月分の雨量が観測された。

バンクーバーの北東200キロにあるメリット市では16日時点で1メートル強の浸水が一部で残っており、雪が降る中、複数の車が水に浮かんでいる。
以上、ロイター、バンクーバーサン紙参照

南のカルフォルニアではまったく雨が降らず砂漠化していると先日報じられていた。
バンクーバーなど今春、40度以上の猛射に襲われたニュースがあった。
異常気象の頻度は温暖化とともに増加するのみ。
世界は、ごちゃごちゃ言わず、言わせず、中国に対してフロンガス生産の中止と大気汚染源の煤煙を触媒装置を使わせ半減させるべきだ。軍拡費用はいくらでもあるが、大気汚染対策には費用を出さない鼻毛だけが伸びている中南海の人々である。

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