アイコン 12月の近畿圏の新規分譲マンションの発売状況 9.4%減

Posted:[ 2022年1月26日 ]

不動産経済研究所が発表した2021年12月の近畿圏における新規分譲マンションの発売状況は次のとおり。
調査対象地域:大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県、和歌山県の 2 府 4 県

1.発売戸数
販売戸数は2,812戸、対前年同月は3105戸で、▲293戸減、率にして▲9.4%減だった。対前月は2,099戸、713戸増で34.0%増だった。

2、契約率
契約率は73.5%、前年同月比▲6.5ポイントダウン、前月比では7.9ポイントアップ。
21/11月は65.6%、10月は57.3%、9月は59.4%。



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3、エリア別の販売戸数と契約率
近畿圏の販売戸数は前年同月比▲9.4ポイントダウンの2,812戸/契約率は前年同月比▲6.5ポイントダウンの73.5%
大阪市の販売戸数は▲24.7Pダウンの714戸/契約率は▲16.2Pダウンの66.2%
大阪府下の販売戸数は16.6Pアップの450戸/契約率は24.8Pアップの81.3%
神戸市の販売戸数は▲11.6Pダウンの252戸/契約率は▲10.7Pダウンの71.8%
兵庫県下の販売戸数は▲22.8Pダウンの541戸/契約率は▲2.9Pダウンの73.6%
京都市の販売戸数は6.5Pアップの362戸/契約率は▲16.4Pダウンの73.6%
京都府下の販売戸数は▲52.1Pダウンの92戸/契約率は▲39.7Pダウンの58.7%
奈良県の販売戸数は▲6.7Pダウンの112戸/契約率は2.1Pアップ94.6%
滋賀県の販売戸数は225.0Pアップの247戸/契約率は11.4Pアップの78.5%
和歌山の販売戸数は6.3Pダウンの42戸/契約率は▲37.1Pダウンの52.4%

4、平均価格・㎡単価
1戸当りの平均価格は4,274万円、㎡当り単価は 71.1万円。
これは前年同月比で価格は9.2%高の361万円アップ、㎡単価は6.9%高の4.6万円アップ。
前年同月比で戸当り価格、㎡単価ともに2ヶ月連続上昇。

5、エリア別の平均価格・㎡単価
近畿圏の平均価格は前年同月比9.2ポイントアップの4274万円/㎡単価は前年同月比6.9ポイントアップの71.1%
大阪市の平均価格は26.7Pアップの4591万円/㎡単価は10.4Pアップの90.4万円
大阪府下の平均価格は9.0Pアップの4980万円/㎡単価は8.1Pアップの69.4万円
神戸市の平均価格は▲3.6Pダウンの3501万円/㎡単価は12.3Pアップの83.7万円
兵庫県下の平均価格は0.3Pアップの4495万円/㎡単価は1.0Pアップの62.2万円
京都市の平均価格は19.0Pアップの3570万円/㎡単価は17.5Pアップの84.1万円
京都府下の平均価格は▲0.6Pダウンの4328万円/㎡単価は0.9Pアップの56.8万円
奈良県の平均価格は20.8Pアップの4045万円/㎡単価は25.9Pアップの55.9万円
滋賀県の平均価格は▲11.4Pダウンの3578万円/㎡単価は▲0.4Pダウンの51.3万円
和歌山県の平均価格は2.3Pアップの3785万円/㎡単価は9.2Pアップの52.1万円

6.販売在庫数
12月末時点の販売在庫数は4,400戸、前月末比で336戸増、21/11月末は4064戸、20/12月末は3,595戸。

7.地域別戸数シェア
大阪市部は25.4%、
大阪府下は16.0%、
神戸市部は9.0%、
兵庫県下は19.2%、
京都市部12.9%、
京都府下は3.3%、
奈良県は4.0%、
滋賀県は8.8%、
和歌山県は1.5%。

8、12月のマンション市況の特徴
前年同月比では供給減となったものの、ファミリー物件が数多く発売された。
初回売出し物件の発売は1,999戸で全体の78.7%を占めた。
在庫は2010年4の4,579戸以来の高水準も、完成在庫は低位安定が続き、竣工後の販売は堅調に推移している。

9.来月(22年1月)の発売戸数予測
22年1月の発売戸数は700戸程度の見込む。
21/1月は695戸、20/1月は621戸、19/1月は1,044戸だった。
以上、

 

 


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