現在、隣国では世界でダントツの感染者が発生しているが、昨年10月までは世界の見本のような防疫対策、自らもK防疫として世界へ流布していた。しかし、突如、11月からウィズコロナ策を採用して感染者が急増、12月には医療機関も収拾がつかなくなり、12月18日にウィズコロナ策を中断して規制強化に入った。
この間、新コロナウイルスはデルタ株からより感染力が強いオミクロン株に置き換わった。
日本も感染者の激増して規制に入ったが、規制を続けていた隣国は感染者が急増しているにもかかわらず、2月20日から規制緩和に入り、3月5日にもさらに規制緩和へ動いた。
緩和の大義は、中小零細事業者の経営が苦しくなっているからとしている。
飲食店等に対する営業時間規制による助成金は日本の1/10程度とされており、事業者の経営が苦しいのは当然のことだろう。隣国はこれまで公共投資等いろいろ財政出動させてきたものの、急に国家財政問題を取り上げているかのようで、営業規制事業者に対して助成金を日本のように増加させれば、感染者増しいては死亡者数を抑えられたと見られる。ただ、隣国では政府だけが決定できる防疫政策であり仕方ないで許されるのだろう。死人に口なし。
スクロール→
|
日本
|
隣国
|
人口
|
126,650,000(在住外国籍人含)
|
51,317,000
|
年月
|
累計
|
月
|
日均
|
累計
|
月
|
平均
|
21/7
|
926,751
|
127,014
|
4,097
|
198,345
|
41,384
|
1,335
|
21/8
|
1,494,469
|
567,718
|
18,313
|
251,421
|
53,076
|
1,712
|
21/9
|
1,705,141
|
210,672
|
7,022
|
311,289
|
59,868
|
1,996
|
21/10
|
1,722,158
|
17,017
|
549
|
364,700
|
53,411
|
1,723
|
21/11
|
1,726,851
|
4,693
|
156
|
447,230
|
82,530
|
2,751
|
21/12
|
1,733,427
|
6,576
|
212
|
630,838
|
183,608
|
5,923
|
22/1
|
2,750,142
|
1,016,715
|
32,797
|
845,709
|
214,871
|
6,931
|
22/2
|
5,012,863
|
2,262,721
|
80,811
|
3,134,456
|
2,288,747
|
81,741
|
3/9
|
5,557,474
|
544,611
|
60,512
|
5,212,118
|
2,077,662
|
230,851
|
隣国の3月10日発表値は9日の分であり、その分での累計は5,539,650人と日本とほぼ同数となり、本日10日現在とした場合、隣国の9日と10日の発表では30万人台が続いており、累計で日本を超過するものと見られる。
1月までの累計感染者数では200万人あまり隣国が少なかったのだが・・・。