アイコン 34万人の感染者数 不思議でならない隣国の増加


隣国は2回接種率も追加接種率も高い水準にあるが、どうしてここまで感染者が増加しているのか不思議でならない。国民の人たちは皆マスクもちゃんとしており、ワクチン接種も積極的、検査も積極的に行っている。ということは個人の防疫意識は非常に高いものと推定される。しかし・・・、

大統領選挙期間中でもあったため、支持政党の候補に熱心な応援者たちが周辺社会にウイルスを撒き散らしていたということはないはずだが・・・。ただ、選挙事務所や選挙演説会の密集はデルタ株よりはるかに感染力が強いオミクロン株および派生種BA2株にとっては格好の感染場になったことは間違いないだろう。

当局にしても、ワクチンの追加接種を早期から進めていることから新コロナウイルスに対して自信過剰となっているようだ。
そうしたことからか、感染者が増加しているさなかの2月20日と3月5日に規制を緩和してきており、その神経は島国の日本では計り知れない。
その緩和により感染が拡大したことも歪めない。

 

スポンサーリンク

当局は3月5日の規制緩和では、10%感染者が増加すると試算値を公表していた。当局の発表ではこれまでのピーク予定数は27万人としており、9日の感染者数はすでに大幅に超過している。言い訳は大統領選挙期間だったからだとするのだろうか。隣国の学者の先生方もピークは33万人と試算していた。
現当局は、オミクロン株でも高齢者が重症化した場合、致死率は非常に高いものの、そうした高齢者に対してはもう知らんぷりしているのだろうか。

日本のように新コロナによりサプライチェーンに支障をきたし、本体工場が一時ストップしたというニュースは、この間、流れておらず、ここまで感染が広がる中、新コロナ感染者を企業は無視しているような感も歪めない。当局にしても家族で感染者が発生した場合、濃厚接触者である家族の自主隔離については:検査も任意ですべて解除している。

新コロナ・オミクロン株をインフルエンザ並みと捉え、規制を緩和するにしても、政策で感染者をピークアウトさせてから、導入すべきではないのだろうか。
重症者数も死亡者数も当局が判断を厳密化させることでどうにでも変わる数値でもある(感染幼児が、入院先がなかなか見つからないまま死亡した現地報道分は、死因が異なるとして感染死にカウントされていないはすだ)


スクロール→

 

週感染

前週比

日平均

1/28

25,783

 

3,683

1/915

27,000

4.7%

3,857

1/1622

38,311

41.9%

5,473

1/2329

84,863

121.5%

12,123

1/302/5

159,932

88.5%

22,847

2/62/12

323,252

102.1%

46,179

2/1319

563,837

74.4%

80,548

2/2026

973,320

72.6%

139,046

2/27 3/5

1,367,128

32.0%

195,304

3/69

(999,512)

54.0%

249,878

直近日別

感染数

 

 

36

243,628

 

 

37

210,716

 

 

38

202,721

 

 

39

342,446

 

 


なお、3月10日は感染者数が327,549人、重症者数が1,113人、死亡者数が206人となっている。規制を緩和させ、こんなに感染者を発生させたら否応なく2週間後には多くの死亡者が発生する。

 


スクロール→

隣国のワクチン接種状況

39

接種数

人口比

18歳以上

60歳以上

2回完了

44,406,146

86.5%

96.3%

95.6%

追加接種

31,910,503

62.2%

71.8%

88.6%

人口

51,317,000

感染リスク者数

未追加接種数

19,406,497

マイナスで2回完了有効期間者数

 

[ 2022年3月10日 ]

スポンサーリンク
 

 

 


HTML Comment Box is loading comments...



※記事の削除等は問合せにて。

スポンサーリンク
 

 

関連記事

 

 



PICK UP


破産・小口倒産一覧