アイコン 隣国、再び規制緩和 感染者も死亡者もまだ増加中


誰が入り智慧しているのか知らぬが180度方針転換したK-防疫、ウィズコロナ策を11月1日から導入、その後のあまりの感染者増と死亡者数増に、病院パニック、12月18日に中断、再び規制強化、後追いの重症者や死亡者がまだ萎えないなか、それまでのデルタ株から感染力の強いオミクロン株に置き換わり、1月下旬から感染者が急増、3週遅れで重症者も死亡者も増加し続け今日がある。

そうした感染者が急増する中、2月20日にはそれまでの酒あり飲食店の営業時間を午後8時から午後10時に変更、3月5日からさらに午後11時までに緩和した。
午後11時までにすれば、感染者数が10%増加するという試算まで公表している。もう感染者が何人増えてもかまわないというトップの開き直りのようだ。

医療機関は12月、パニック状態に陥ったため、重症病床も半強制的に増加させた。そのため、まだ余裕があるが、医療機関の使命である重症者に対する死亡率の低下は、12月より極端に悪化している。

対重症者死亡率は、
デルタ株で一番悪化したのは12/25日までの週の7.22%。
オミクロン株では3/5日までの週の17.35%と高まっている。

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対感染者の致死率は、
1/8までの週の1.40%から先週は1/20の0.07%と1/20に減っている。
しかし、感染者数は53倍増えており、結果、死亡者数はデルタ株の週の最高死亡者数532人(12/25日までの週)、先週は69%増加し901人となっている。

さらに、まだ感染拡大が続いており、それも感染発生数の2週間から3週間後に重症者数も死亡者数も表面化、さらに増え続けることになる。
先週の死亡者数は、統計上は2/13~19日までの感染者の死亡分、3月5日までの週は感染者数がそれより2.4倍増加しており、2週間・3週間過ぎれば目を当てられないような悲惨な死亡者数となる。

(国民の目くらましに重症者のカテゴリーを高く引き上げれば、対重症者死亡率も高くなろうが、昨年12月からは変えていないようだ。)

隣国はデルタ株では12月29日に1151人の重症者が発生していたが、その後減り続け、1月29日から2月13日まで200人台まで下がっていた。しかし、その後はオミクロン株による感染者急増の後追いで増加し続け、3月5日までの週は896人に至っている。

結果、当局は、
1、 政府としてできるワクチン接種を強力に進めており、政府の防疫対策にはまったく問題はないとしている。
2、 オミクロン株の致死率は低く問題ない。
3、 重症者はコントロールされており、医療パニックも生じていない。
4、 感染者の増加も想定内にあり問題ない。

問題は、
1、 重症のカテゴリーは国によって異なり、その時々によっても異なる。厳しくすれば重症者数は減る。(日本も同じで、東京都は判断材料に中等症2患者数を重症者数に加えて判断している)

2、 重症者数も死亡者数も感染者増に対して後追いで増加するものの、昨年10月から当局は後追いの嫌な面は考慮せず、目先数に基づき「規制緩和」という既定事項に基づき、コロナ防疫対策を採っている。

3、 重症者数に対する死亡率は12月のデルタ株に対して、極めて高くなっており、こん日の25万人台という感染者急増により、2週間後に多くの死亡者が発生することになるが、死亡者数に対する国民の目はなく、当局は2週間後には感染者はピークアウトし、目先の問題は解消され、今後、大幅規制緩和していくとしている。世界に向け宣伝しまくったK防疫が逆立ちしてしまったようだ。(現在、世界一の感染者数を発生させている)

4、 統治者の大きな責任は、国民の健康と命にあるが、新コロナ戦争に国民の命をどう判断しているのだろうか。

5、 感染者の急増に伴い死亡者が急増する中、規制を緩和し続ける理由はどこにあるのだろうか。トップは船酔いの船頭さんなのだろうか。

6、 疫病に無知な大統領が急に経済学者の意見ばかり聞いて采配できる問題ではなく、最大限疫病専門家の意見を取れ入れ決定すべきだろうか。関係者は絶対権力の統治者にみなダンマリを決め込んでいる。統治者の権威主義だろうか、2度と・・・。

7、 国民もマスコミもここまで死亡者が増加し、足元の感染者数からしてさらに増加するにもかかわらず、何一つ問題視しないのは、目先の大統領選挙が大好きなためだろうか。命あっての大統領選挙だろうに。ワクチン打ちたくても健康上、打てない人もいる。

8、 疫病対策の基本は感染者の健康であり、感染者対策ではない。そのため、有効な治療薬もないなか、感染者の死亡が急増させている。

なお、2月6日発表の感染者数は、243,628人(首都圏比率53.9%),重症者数は885人、死亡者数は161人となっている。
首都圏比率は今年はじめ7割以上あったが、オミクロン株で6割台まで下がり、最近は50%台が続き、それも今年の最低値となっており、地方での感染が広がっている。
6日の釜山市の感染者数は26,205人、釜山市の西に位置する慶尚南道の14,425人が際立っている。
  何か、トップの素顔を見るような最近の新コロナ采配になっているようだ。こわっ。

 

(隣国の人口は日本の4割水準)

スクロール→

隣国

感染者数

日平均

前週比

12/1218

48,281

6,899

13.2%

12/1925

43,181

6,163

-10.7%

12/261/1

33,208

4,747

-23.0%

1/28

25,762

3,683

-22.4%

1/915

26,969

3,853

4.7%

1/1622

38,290

5,470

42.0%

1/2329

84,848

12,121

121.6%

1/302/5

159,896

22,842

88.4%

2/612

323,187

46,170

102.1%

2/1319

563,804

80,543

74.5%

2/2026

973,266

139,038

72.6%

2/273/5

1,381,377

197,340

41.9%

3/6

 

 

累計

4,212,652

 

 

 


スクロール→

隣国

重症者数

死亡数

週延

日平均

前週比

前週比

12/1218

6,616

945

17.1%

434

8.2%

12/1925

7,369

1,053

11.4%

532

22.6%

12/261/1

7,662

1,095

4.0%

449

-15.6%

1/28

6,524

932

-14.9%

361

-19.6%

1/915

5,122

732

-21.5%

295

-18.3%

1/1622

3,668

524

-28.4%

248

-15.9%

1/2329

2,580

369

-29.7%

183

-26.2%

1/302/5

1,904

272

-26.2%

146

-20.2%

2/612

1,923

275

1.0%

187

28.1%

2/1319

2,403

343

25.0%

309

65.2%

2/2026

3,543

506

47.4%

541

75.1%

2/273/5

5,192

742

46.5%

901

66.5%

 

 

 

 

8,796

 

 


スクロール→

隣国

致死率

対感染

対重症

12/1218

0.90%

6.56%

12/1925

1.23%

7.22%

12/261/1

1.35%

5.86%

1/28

1.40%

5.53%

1/915

1.09%

5.76%

1/1622

0.65%

6.76%

1/2329

0.22%

7.09%

1/302/5

0.09%

7.67%

2/612

0.06%

9.72%

2/1319

0.05%

12.86%

2/2026

0.06%

15.27%

2/273/5

0.07%

17.35%

累計

0.21%

 

 

追加ワクチン接種は日本と違い進んでいる。すでに4回目に入っている人たちもいる。


スクロール→

隣国のワクチン接種状況

36

接種数

人口比

18歳以上

60歳以上

2回接種完了

44,394,032

86.5%

96.3%

95.6%

追加接種

31,800,986

62.0%

71.8%

88.5%

人口

51,317,000

感染リスク者数

未完了数

6,922,968

 感染リスク者-2回目の有効期間者

未追加接種数

19,516,014

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[ 2022年3月 7日 ]

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