アイコン 中国、「THE FIRST SLAM DUNK」4日間で4億元 韓国に続き爆発的ヒット

Posted:[ 2023年4月26日 ]

日本のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』(スラムダンク)が、中国で4月20日に公開され、興行収入記録を次々に塗り替えている。3月に公開された『すずめの戸締まり』も大ヒット中。
日本アニメは、中国人の固定ファンが多く、一定のヒットが期待できるが、両作品はレビューサイトでの口コミの多さや先行上映会のSNS拡散がスタートダッシュに貢献した。

近年は『万引き家族』『花束みたいな恋をした』など実写版のヒットも出ており、2023年前半は過去最高のペースで日本映画の公開が計画されている。
スラダンの前売り券販売は22億元超え。映画データを提供する灯塔専業版によると、スラムダンクの劇場版『THE FIRST SLAM DUNK』の興行収入は24日までの4日間で4億元(約78億円)を超えた。

 



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前売券の販売が約1億1560万元(約22億5000万円)を突破し、中国で上映された海外アニメ映画の前売最高額を更新するなど、社会現象になっている。

韓国でも大ヒット、一昔前、スラダンに夢中になった人たちが子持ちになり、子供と一緒に観劇、新たに若者にも浸透、相乗効果で爆発的ヒットとなっている。湘南高校(モデル校)・踏み切りは韓国人の聖地巡礼客でいっぱいとなっている。

中国で映画興行するには政府当局の厳しい審査を通る必要がある。当然政治が最優先される。中国では暴力的な映画もゲームの配信も基本禁止されている。
また、ハリウッドは中国市場をドル箱にしていたが、米中貿易戦争の激化により、ほとんど審査を通らなくなっており、これまで中国興行を前提に中国人俳優を優先登場させていたがそうした現象も激減している。

ただ、政治の世界では、日本も中国からタタカレ出しており、韓国はすでに「台湾問題で火遊びをする者は火で焼け死ぬ」と脅迫されている。今の日本、米国でも中国でも咳をすれば寝込むひ弱な経済、政治は刺激とのバランスも必要だろう。風邪でも油断すれば・・・に至る。



↓「中国本土映画興行週間ランキング(2023.4.10–2023.4.16/CRI/単位:万元)
「すずめの戸締り」は4月9日の週まで1位を続け、これまでに75,213万元=145億円/19.3円の興行収入となっている。
「ハチ公-中国版」も、日米合作の「スーパーマリオ」も大ヒットし、「コナン」もランクインしている。
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