韓国の尹錫悦前大統領の妻、金建希氏に絡む疑惑を捜査する特別検察官チームは7月18日、ソウル近郊の京畿道・加平にある世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本部とソウル本部の家宅捜索に入った。

同教会トップの韓鶴子総裁が暮らす「天苑宮」や同教会のソウル本部、金建希氏にダイヤモンドのネックレスなどを贈り、教団関係会社のカンボジア事業で、政府開発援助(ODA)を受けるための働きかけを試みたとされる教団の元幹部の自宅なども捜索した。
同教会を巡っては、元幹部が2022年、巫俗(昔からある朝鮮の土着宗教)の「コンジン法師」と呼ばれるシャーマンのチョン・ソンベを通じ、金建希氏にネックレスや高級バッグなどを渡した疑いがもたれている。元検事総長でる前大統領の夫妻ともどもチョン・ソンベと深い関係にあった。
同教会側が金氏に対し、
①同教会のカンボジア・メコン川開発事業への支援
②ニュース専門テレビ局・YTNの買収、
③国連事務局の韓国誘致、
④大統領就任式への招待などで便宜を図るよう働きかけたとされる。
チョン氏は検察の取り調べで、ネックレスなどは受け取ったが、すべて紛失したと供述しているという。検察はチョン氏や元幹部、金建希氏の自宅を捜索したが、ネックレスなどは見つからなかった。
元幹部は取り調べに対し、金建希氏に働きかけを試みたことを認め、「韓総裁の決裁を受けて行った」と供述したとされる。
だが、同教会は元幹部の個人的な行動であり、教団とは関係ないとの立場をとっている。
元幹部は教団を追放されている。
特別検察官チームは最大野党「国民の力」の権性東前院内代表の国会議員室や地元の事務所も捜索した。
2023年、当時与党だった国民の力の党代表選で、チョン氏と元幹部が権氏を当選させるため同教会の信徒を党員に加入させようとしたとの疑いがもたれている。
特別検察官チームは同教会の幹部らの海外賭博に関する捜査を中止させたとの疑惑についても調べている。
韓氏らが08~11年に米ラスベガスのカジノで計約600億ウォン(約64億円)を使ったとの情報を警察が入手し、捜査を進めたが、尹前大統領の側近らの介入で捜査が中止されたとの疑惑がある。
一方、特別検察官チームは金建希氏が「国民の力」の公認候補選びなどに不正に介入したとの疑惑を巡り、金相玟元検事が一時所属していた情報機関・国家情報院を捜索した。
昨年4月の総選挙で金建希氏が金相玟氏を出馬させるため、不当な影響力を行使しようとしたとの疑惑が浮上している。
金相玟氏は「国民の力」の公認候補に選ばれなかったが、その後、国家情報院に特別補佐官として採用された。
採用を巡り、金建希氏側が不当に影響力を行使したとの疑惑が取り沙汰されていた。
金持ちで名誉も得たものの、左派神父の詐欺行為で、神父が金に対してブランドものを直接プレゼントされ、受け取った行為なども追及され、また、家族ともども土地転がし、株操作事件などへの不正介入など取り沙汰され、欲に溺れた悪妻になっている。
韓国特有の前大統領や前与党政権に対する、執拗なつるし首捜査・逮捕・収監、地方から大法院まで裁判所判事たちの政権への迎合判決、特に左派判事たちが再度前面に出て判決を出すことから、政権への忖度判決を絶対化させている国でもある。
李明博が大統領時代、実兄の国会議員まで巨額贈収賄で逮捕され、レイムダックになった李は一点突破全面展開とばかりに大統領として初めて独島に上陸し、その直後、慰安婦たちが集団で暮らすナヌムの家に行き、日本の天皇を批判するコメントを発表し、李承晩後関係を改善してきた日韓関係をそれ以降10年間、最悪なものにした。
逮捕された李の実兄は国会議員にまでなったが、巨額不正資金問題、李明博に対する巨額裏献金疑惑が浮上したものの、実質、李によりもみ消されていた。しかし、その後、李は文在寅(当時、大統領)により逮捕され収監された。李は大阪出身でもあった。姑息な人物だった。
李在明現大統領も、いくつも裁判を抱える身、誇り・埃だらけの人物であり、何か問題が浮上すれば、レイムダックに陥る危険性があり、再び、日本タタキへ矛先を振り向けさせる危険性がある。
旧統一教会の天空の神殿群、総額数千億円、多くが、日本の信者から集金した資金により建立されている。